缶詰は震災などに備え、非常食として常備しているものの、食べずに何年もそのままという方が多いのではないでしょうか。食べずにあるということは、何事もなかったということで、幸せなこと……ですが、もったいない!
缶詰と言ったらシーチキン、スイートコーン。この2点は、利用頻度も高く、非常食というよりは、立派な食材として大活躍。食材のもつ味そのままを缶詰にしているので、使い勝手のよい缶詰です。トマトの水煮缶を加えれば、素材缶詰の王者ですよね。少々お高いホタテの貝柱とかに缶を加えたら5大缶詰です(でも、この2点は、おいしいものはお高い。なかなか手が出ません)。
ここで紹介する缶詰おつまみは、どのメーカーさんの缶詰で作っても、納得の味に仕上がるおつまみです。
秋の夜長、晩酌のお供にどうぞ。
<オイルサーディンの香草パン粉焼き>
材料&作り方
オイルサーディン(缶詰)……1缶
ピザソース……大さじ1+1/2
パン粉……大さじ2
タイム、バジル(乾燥)……各少々
粉チーズ……小さじ2
1 パン粉とハーブは合わせておく。
2 オイルサーディンの缶の蓋をあけ、オイルを捨てる。
3 ピザソースを塗り、1と粉チーズをのせ、オーブントースターで焦げ目がつくまで2~3分焼く。
<オイルサーディンのマヨしょうゆ>
これは私がよく作る缶詰おつまみです。ご飯のおかずにもなる一品なのでおすすめです。作り方は簡単。しょうゆを垂らし、マヨネーズをかけてオーブントースターで焼くだけ。味はばっちりです。
材料&作り方
オイルサーディン(缶詰)……1缶
しょうゆ……小さじ1/2 マヨネーズ…… 適宜
レモンの八つ切り……適宜
1 オイルサーディンの缶の蓋をあけ、オイルを捨てる。
2 しょうゆをかけ、マヨネーズを絞り、オーブントースターで2~3分焼く。レモンを添えて。
オニオンフライのコンビーフ添え
コンビーフにはなんとなくアメリカのイメージがします。保存食品として1缶常備しておきたいものですね。コンビーフの代わりに、ツナとベーコン(またはハム)を炒めたものを添えたり、カレー塩を振っても美味。新玉ねぎで作ると甘みが際立ち最高においしくなりますよ。
材料(1個分)&作り方
コンビーフ(缶詰)……50g
玉ねぎ……大1個
黒こしょう(粗びき)……適宜
揚げ油……適宜
1 玉ねぎは薄皮を少し残して皮をむき、上の部分に十字に深く切り込みを入れ、低温の揚げ油でじっくり揚げる。
2 コンビーフはほぐし、フライパンで軽く炒めて1にかける。黒こしょうをたっぷり振る。
※新玉ねぎ、小サイズの玉ねぎならば、アルミ箔に包み、オーブントースターでじっくり焼いてもいいと思います。
撮影&クッキング/morry studio
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