私は意思表示(会話)困難と字を書けない息子と今まで投票に行ったことがなく、息子と投票所に連れていったはいいが、投票させて貰えないのでは??? と、ここ数年選挙の通知が我が家に送られてくるたびに、何処か諦めていた感がありましたが、今回行われる第49回衆議院議員総選挙の投票に息子と参加に向かって挑戦してみようと決心しました。
まずは、
<選挙管理委員会HPの問い合わせフォーム>
「意思表示(会話)困難と字を書けない息子なので家族が代わりに投票できないか?」問い合わせを行った。
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<選挙管理委員会からの返答>
”家族が代わりに投票を行うことはできませんが、心身の故障その他の事由により、自ら投票用紙に候補者等の氏名を記載できない場合について、代理投票をおこなうことができます。投票所において係員へ代理投票を行いたい旨お伝えください。”といった返答もらいました。
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<投票日当日>AM11時
先に投票に投票会場へ三男と行き、改めて上記返答をもらったことを話し、選挙に対応していた(市の庶民課)係の方へ改めて相談しました。※マスクを長く装着するのも困難なことも知らせる。
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<息子と投票>14時過ぎ頃
第49回衆議院議員総選挙の当日投票に、21歳になる息子14時過ぎに会場へ向かいました!
1)事前に相談させていただいた庶民課の選挙担当2名の方へ声かけさせていただきました。
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2)受付
※ここより係の2名の方が付き添っていただけました!
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3)代理投票スペースへ
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4)小選挙区立候補者の書かれている紙を見て息子が手で指した立候補者を係の方と確認
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5)係の方が代筆していただき
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6)代筆してもらった投票用紙を投票箱へ!
※比例代表選と裁判官は項目を書いた用紙が細かく選択数も多いこともあり、手で指すことが困難だったこともあり、棄権しました。
◎小選挙区立候補者の投票だけでしたが、息子は初めて選挙に参加することができました!
投票所でフェイスガード着用して付き添い代筆などご対応をいただきました2名の係の方々、本当にありがとうございました!
<選挙に初めて息子と一緒に行ってみて思ったこと>
今朝見たテレビでは近々行われたドイツの投票率(76・6%ほど)と政治への関心度の高さに対して日本の投票率というと、前回の第48回衆議院議員選挙の日本の投票率(53.68%)だったそうです。今回の国政選挙の投票率や政治への関心が高まれば、ここ数年テレビや新聞などで目にしている、小学校の給食費を払えない家庭や、日々の食事や教育もままならない負の連鎖から抜けられない子供などがいなくなる、”公平な社会実現”へと日本が築く一つのきっかけに向かえたらと願うばかりです。
文/選挙に投票に息子と参加してみた しんパパ