ご存知でしたか?『GO journal/ゴージャーナル』
公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)が写真家・映画監督の蜷川実花さんをクリエイティヴ・ディレクターに、2017年より発行していたパラスポーツと未来を突き動かすグラフィックマガジンです。
パラリンピック開催までに5号発行されていました。
とてもクールなマガジンで、高級なPR誌のようです。サイズは超大型(420×295㎜ ここまで大型サイズでなくてもいいような気がします。配送費が高くなります)。
制作スタッフは現在、グラフィック界で活躍する超一流の方々です。
選手たちの写真は、豪華で躍動感に溢れ、パラアスリートの肉体のたくましさ、美しさを表現しています。実に圧巻です。
取り上げているアスリートへのロングインタビューも読み応えがあり、選手たちを生き生きと魅力的に引き出しています。
▲車いすラクビーキャプテンの池透暢さんのロングインタビュー。コロナ禍での開催、リーダー論、合アメリカ生活、息子たちに伝えたい父親としての思いを語っています。
▲車いすバスケットボール鳥海連志さんのロングインタビュー。2016年のリオパラリンピックには当時現役高校生として最年少で車いすバスケットボールの日本代表に。現在チームの中核として活躍。子供時代、東京パラリンピックに向けての目標、そして未来のことを語っています。
あ~~パラリンピック前に読みたかった……とても残念!
▲左から車いすラクビー・池透暢さん、トライアスロン・泰由加子さん、ゴールボール・浦田里恵さん
お三方のロングインタビューも掲載されています。
▲左から走り幅跳び・中西麻耶さん、車いすバスケットボール・鳥海連志さん、視覚障害者柔道・藤本聰さん
お三方のロングインタビューも掲載されています。
印刷部数は25000部以上のようで、1000部を全国図書館、大学図書館に配布し、他はフリーマガジンとして書店やイベント会場(海外のオリンピックイベントも含む)で配布したようです(私の行く書店にはなかったな~)。
全国すべての中学・高校・養護学校の学校図書館に配布してほしかった。
オリンピックは未来の大人、子供たちのための開催でもあったはず。『GO journal』をパラリンピックの前に子供たちが読んでいたら、パラアスリートを見る目も変わっていたはず。
興味のある方はぜひ一読してみて。現在は3・4・5号のみ在庫があるようです。マガジンは無料ですが、ヤマト便着払いの送料(1,000円前後)は負担です。
送料が大型サイズの本なので高くなりますね。
GO journalについてはこちらへ
(morry studio)