11月下旬。
ダイビング友達からLINEが。
新国立競技場にいけるかも・・・。

応募してみてってことで、第1希望~第3希望まで応募した(第1希望:1階席、第2希望:2階席、第3希望:3階席)。
次の日、ダイビング友達も第1希望~第3希望まで応募した。
後日、抽選結果が……二人とも当選!そして第1希望の1階席。
ちなみに、チケット1枚約1万円。

 

HELLO OUR STADIUM 国立競技場の物語へ

12月21日(土)
13時30分、都営大江戸線の国立競技場駅に……。
改札を出て、いざ地上へ。

目の前が競技場で、大きさにビックリ!

そのまま入場出来ると思いきや、仮囲いしてあった。

国立競技場の外観を、白い仮囲いとオレンジ色のカラーコーンが手前で遮る曇り空の風景

国立競技場の正面外観を背景に、白い仮囲いと横断歩道前で信号待ちする人々が並ぶ風景競技場の目の前にあるホテルでダイビング友達と合流。
さぁ~ランチ食べにいくぞ――――。

千駄ヶ谷駅方面に行き信号を左に曲がりまっすぐ進んでいくと、「MOSCLASSIC」バーガー屋さんのお店へ。
15分ぐらい外で、待った(寒いよ~~。早く~~)。
そして、店内へ。
カウンター席だけど車いすでもラクラクに入れた。
ハンバーガを注文したが、持てないので切ってもらってフォークで食す。美味い。
ケチャップの入れ物が、「MOSBURGER」??モスバーガー??えっ?系列店?
チョコレートケーキも濃厚で美味い。

木目調テーブルの上に置かれた丸い白いコースター。中央にブラウンのロゴマークと『MOSCLASSIC Coffee & Grill』の文字が印刷されている。白い楕円皿に盛られたハンバーガーとフライドポテト。ケチャップの小袋が添えられ、奥には氷入りアイスコーヒーと水のグラスが置かれている。白い皿にのったチョコレートムースケーキの一切れ。ココアパウダーがかかり、ヘーゼルナッツと刻んだピスタチオがトッピングされ、横にフォークが添えられている。

店内に2時間ぐらい滞在して、15時45分頃。さぁ~行くか――。
ってことでお店をでる。

いざ!国立競技場へGO!
千駄ヶ谷駅近くのコンビニに行こうしたら、店内大大渋滞。
え―――――――――――――――。飲み物買えないじゃん。
って思っていたら、店頭販売していて、HOTのお茶を購入出来た。

千駄ヶ谷駅の目の前に、「東京体育館」から入場することに。
16時30分開場だったが、16時過ぎには皆ぞろぞろと入場していった。
坂道が長く、すっごく疲れた(泣)。
でも、そこから見えた国立競技場は、疲れを忘れるぐらいの迫力だった。

曇り空の夕方、ライトが灯る国立競技場へ向かって、オレンジ色の三角コーンで区切られた通路を冬服姿の人々が歩いて行く風景。

進んでいくと、大大大迫力。

国立競技場を見上げる角度で撮影した写真。下部の白いテント前には青いジャンパーを着た係員と入場待ちの観客が列を作っている。国立競技場外周を下から見上げた構図の写真。入口B付近の広場では冬装いの観客が行き交っている。

入場ゲートでは、「あっ車いすですね。そしたらあちらに……」

車いす用入場ゲートから競技場の中へ入り、競技場を見ると、大大興奮。夜の国立競技場内部。強い照明に照らされた赤い陸上トラックと緑の芝生フィールドが広がり、白とグレーのモザイク模様の客席には観客がまばらに座っている。

夜間照明がまぶしく照らす国立競技場をスタンド上段から見下ろした写真。赤い陸上トラックと緑の芝生が広がり、客席には観客が点在。手前にはクレーンカメラやスピーカーが設置され、イベント開始前の静けさが漂う。手すり越しに俯瞰する夜の国立競技場。

すげ―――。なんじゃこりゃ!

旧国立競技場は、何回か行ったことがあるが、あまりにも迫力がすごすぎる。
これぞ、オリンピック・パラリンピック!

車いす席は、1席1席決まっており、席探しは簡単だった。

国立競技場の広いコンコース。むき出し配管の天井と白い柱が並ぶ通路を来場者が行き交っている。車椅子席74番から見た国立競技場のフィールド。手すりには冊子が入ったビニール袋が掛けられている。

1階部分を探索。
車いすトイレが多い。1ヶ所に5個もあった。
「開」ボタンを押すと、「ドアが開きます」って音声が流れる。
「閉」ボタンを押すと、「ドアが閉まります」って音声が流れる。
こんなの初!そしてビックリ!

白い壁に大きな車椅子マークと『車椅子用トイレ Accessible toilet』の表記がある国立競技場の多機能トイレ入口。壁面には案内図が設置され、足元には黄色い点字ブロックが敷かれている。白い壁に囲まれた短い廊下の左右に、押しボタン式操作盤付きの多機能トイレが4つ向かい合って並んでいる。白い壁面に『男女共用トイレ All gender toilet』と多機能ピクトグラムが描かれた案内板が掲示されている。その隣には自動ドアの開閉ボタンがある。自動ドアの開閉ボタンをアップで捉えた写真。バリアフリートイレの内部の写真バリアフリートイレ内の洗面台の写真。非接触センサー式の蛇口と石鹸ディスペンサーがある。

普通の男女トイレは、地下にもあるみたい。

一周して思ったのが、ただただ広い。笑
場所によって競技場の中の見方が違って、面白かった。

アーチ状の屋根トラスと光のリングが浮かぶ国立競技場を高所から望む構図。スタンド席から見下ろす夜の国立競技場。ライトに浮かぶ緑の芝生と赤いトラックの手前に大小の和太鼓がセッティングされ、パフォーマンス前の静かな緊張感が漂う。

時間になりイベント開始。
東北絆祭り。秋田県、山形県、青森県、福島県の祭りが一つになり感動した。
(松岡修造さんが熱く熱くサポートしていた。(笑))

ライトアップされた夜の国立競技場。赤いトラック上で法被姿の演者が演技を披露し、無数の提灯を吊るした高い竿が黄金色に輝く。観客で埋まるスタンドを背景に、紺の衣装を着た担ぎ手たちが長い神輿を肩に担ぎ、その上に赤い半纏姿の演者が乗っている。満員の観客を背に、トラック上をねぶた灯籠や色鮮やかな踊り子隊が練り歩いている。赤黄を基調とした衣装の踊り手たちがトラックを踊り歩いている。手前には大型クレーンカメラがある。国立競技場のトラック上を、紅白幕が付いた台車に載った巨大な黄金の鯛の山車が進み、前方では踊り手たちが練り歩いている。トラック上で秋田竿灯まつりの巨大な提灯竿が三基ゆらめき、担ぎ手たちが支えている。

その後、地元の高校生や商店街の方達の行進があったので、このタイミングで席を外して、本番で使用する聖火トーチを持って写真を撮った。
トーチは、軽い。

また、席に戻り。
KING KAZU登場。やっぱりキング。初の芝生を踏んだ方。ユニホームもかっこよかった。

競技場が暗くなると、ドリカムのライブが始まった。盛り上がりがすごい。
でも、もっとすごいのは嵐だった。
嵐ファン。ペンライト持参しているし。
嵐のライブが終わったら、ぞろぞろ帰っていく人達。えっ!
まだ、イベント終わってないのに帰るの?

9時頃トイレに行っていたら、陸上が始まり。トイレから出たら陸上が終わっていた。

席に戻り、サプライズがあった。ゆずのライブが始まった。途中で帰らなくてよかった。

照明が落ちた国立競技場で、観客のスマホライトやペンライトが銀河のように瞬いている様子。暗闇のスタジアムにただ一人立つ人物をスポットライトが照らしている様子。消灯した国立競技場で、観客が掲げる無数のスマホライトが三層スタンドを白くきらめかせている様子。

21時30分にイベント終了。空席でも満席に見える客席。

ほとんどの観客が退場したあとの国立競技場のスタンド。

21時45分頃にさぁ~帰るか。
都営大江戸線の国立競技場駅に行こうとしたら、大大大大渋滞。え――――。
次にJR千駄ヶ谷駅方面へ行ったがここも人混みが凄すぎて途中で断念。
次に青山一丁目駅方面へ行ったが、ここも人混みが凄すぎた。断念。
どうする。帰れない。ヤバイ。

夜の国立競技場外観ライトアップされた「国立競技場/NATIONAL STADIUM」の看板

よし!もう一度。都営大江戸線の国立競技場駅方面に戻ろう。

そして、ガラガラになっていた。人がいない。
スームズにエレベーターに乗れて、電車もラクラクに乗れた。
22時30分頃、イベントが終わって約1時間後のことだった。
12時前に家着。

 

総括すると
デカイ、キレイ、完全バリアフリー化(特にトイレ)

旧国立競技場は、車いすトイレが1ヶ所しかなかった。でも、新国立劇場は1ヶ所に5個もあり、待ち時間も少ない。
車いす席からの眺めも良く、フィールド競技(サッカー等)も見やすい。
コンコースも広くて周りを気にせずに、行動できることがラクだった。
都営大江戸線の国立競技場駅からエレベーターを降りて目の前にあるので、便利。

是非、一度は行ってみた方がいい。そう思うような場所。
あと、数か月後にオリンピック・パラリンピックがこのスタジアムで行われます。

 

※国立競技場訪問は2019年11月下旬です。2020年のオリンピック・パラリンピックは2021年に延期され、無観客で開催されることになりました。オリンピック・パラリンピックテレビで観戦することに。会場で観たかった。

ちなみに…オリンピックは下記のチケット当選したのに残念!!!
「サッカー男子予選 埼玉スタジアム2002」
「ラグビー男子予選 味の元スタジアム」
「閉会式」
パラリンピックは下記のチケット当選(全て決勝)
「水泳 アクアティックセンター」・「陸上競技 国立競技場」×6

撮影・文/車いすダイバーしょうた