突然ですが、みなさんは『臨床美術』というのを御存じでしょうか?
『臨床美術』とは──
絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることで脳を活性化させるアートセラピーのひとつで、もともとは認知症の予防・改善を目的として開発されましたが、現在では年齢や障がいの有無を問わず様々な場所で実施されているそうです。
先日、その『臨床美術』を体験しに、らくゆくスタッフで『芸術造形研究所』へ行ってきました。
体験させていただいたのは、「いろいろな線と色で遊ぼう」というアートプログラム。
臨床美術士の方(以降、先生)が、机にハガキ大の紙を数枚並べると
「中央には、それぞれ違った形の質感の違う紙が貼られていますので、好きなものを選んでください」
(う~ん……、どれにしよう??)
私は、目の前にあった紙をチョイス。
他のスタッフも、「形が○○に見える」「今の気持ち」と言いつつチョイス。
画材は『オイルパステル』という、普通のクレヨンよりも“しっとり感”があるもの。
先生曰く、
「普通のクレヨンよりも油分が多く“伸び”がいいので、複数の色を重ねた部分を指で擦ると、グラデーションを楽しむことできます」
とのことです。
ということで、先生のアドバイスのもと、
思い思いに自由な色で、線を描いたり、塗ったり、指で擦ったり、竹串のような棒でスクラッチをしたり……。
約1時間後──
作品が完成したところで、先生が
「このままでは触ると色が付いてしまうので、定着させるために“魔法の粉”を馴染ませます」
(ま、魔法の粉ぁ~~~???)
言われるままに、“魔法の粉”を馴染ませると……
(すっ、すごい!! 触っても色が手に付かないし、発色も良くなった感じがする!! w(゜o゜)w)
と、いうことで! こちらが完成品です!!
みなさんは、どの作品がお好みでしょうか?
絵心がなく不安でしたが、とても楽しく、先生の雰囲気や語り口にも癒され、
あっという間の1時間でした。(#^▽^#)♪
とても有意義で、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
体験してみたい方、ぜひ『芸術造形研究所』へ!
体験すれば、“魔法の粉”の正体がわかりますよ。(^o^)b
文:なつねこ
芸術造形研究所(http://www.zoukei.co.jp/)
住所:東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル7F
TEL:03-5282-0210 / FAX:03-5282-7307
営業時間:10:00~17:00(日・祝休み)
※2021年12月現在、短縮営業中です。