手作りバレンタインチョコレートの2回目は、アマンド ショコラです。
これまたBARでおなじみの定番おつまみナッツです。
一口にナッツと言っても、様々なナッツがあります。
アーモンド、カシューナッツ、くるみ、グリーンレーズン、ジャイアントコーン、ガルバンソー、バターピーナッツ、ハニーピーナッツ、スパニッシュピーナッツなどいろいろでが、アーモンドがベストです。コーティングはビターなチョコレート。
つまんだ後に口に広がる香ばしい苦みの余韻のあとに、少量のウイスキーを舌の上で転がすように楽しんで……。おしゃれな宵をお過ごしください。

アマンド ショコラは、アーモンドのチョコレートがけです。まず、アーモンドに砂糖を絡めます。乾かすときは、ひと粒ずつ箸で離してください(チョコレートをかけたときも)。ちょっと手間がかかりますがおいしいアマンドショコラのコツです。また、レーズンなどでも応用ができます。


 

材料(200g分)
アーモンドキャラメル
 アーモンド..........100g
 グラニュー糖..........30g
 水..........大さじ1
 無塩バター..........5g
テンパリング用
 ビターチョコレート(カカオ分50~60%)..........100g
ココアパウダー..........適宜
下準備
・ アーモンドは160℃のオーブンで10~15分ローストする。
・ テンパリングのチョコレートは細かく刻み、こし器でふるい、5gとる。
作り方
 ア-モンドキャラメルを作る。鍋にグラニュー糖と水を入れて中火にかけ、沸騰したらそのまま少し煮詰める。アーモンドを加えて弱火にし、木べらでたえず混ぜる。溶けた砂糖が結晶化して白くなり、再び溶けてキャラメル状になったら火を止る。
 バターを加え、混ぜながら溶かす。
 オーブンペーパーの上に広げ、菜箸でつまんでひと粒ずつ離し、完全に冷ます。
 チョコレートをテンパリングする。鍋に水をはって60℃前後になったら火を止める。
レーズンチョコの場合は、レシピ4番から作ります。
 細かく刻んだチョコレートのボウルを鍋にのせ、自然に溶けてきたら、ゴムべらでゆっくり混ぜながら溶かし、40℃にする。
 ボウルを湯せんからはずし、ボウルの底を冷水を入れたボウルにつけ、混ぜながら35℃まで下げる。
 取りおいたチョコレートの粉を入れ、溶かすようにして混ぜ、31℃になったら、31℃以下の湯せんにかけながらよく混ぜる。
 アーモンドにチョコレートを絡める。③のアーモンドを広めのボウルに入れ、⑦のテンパリングしたチョコレートを大さじ2ほど加えて混ぜ、全体に絡める。表面のチョコレートが乾いてきたら、さらに大さじ2ほど加えて絡める。テンパリングしたチョコレートがなくなるまで同様に繰り返す。
 仕上げをする。オーブンペーパーに移す。
10  菜箸でひと粒ずつ広げる。
11  完全に固まらないうちにココアパウダーを茶こしに入れ、全体にたっぷりまぶす。
12  11をこし器に移し入れ、余分なココアパウダーをふるい落とし、完全に固める。





▼ウイスキーとチョコレートの組み合わせは最強です。ウイスキーの主原料、麦の風味がチョコレートの主原料のカカオ、バター等にマッチするから、ウイスキーとチョコレートはとても相性が良いのです。ビターなチョコレートをコーティングしたビターなアマンドショコラには、スモーキーさが特徴のスコッチウイスキーをおすすめとか。ウイスキーは、エレガントな男性の飲み物、女性には選ぶのが難しい……。いろいろなウイスキーがセットになったミニボトルが売られているので、手作りチョコに添えて贈ったら喜ばれそう。

手作りバレンタインチョコレートレシピ『オランジェット』も参考にしてください。
オランジェットもアマンドショコラもティーブレイクに食べたい!!


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