先日三國シェフのYouTubeを見ていたら、「カスベのムニエル」が登場。カスベって座布団みたいな姿の魚、食べたことない、どんな味なのか?? 
コラーゲンが多く含まれ、最近話題の美容魚・女性のための魚じゃないか!
さっそく魚屋に行きました。が、ありません。
美容食として注目を集めていると農林水産省も発表しているのに、関東で買うのが難しい。 
このような時は通販に頼る、これが一番です。ネットサーフィンして見つけました。
飲食店プロご用達サイト「さかなだマート」
北海道の噴火湾(内浦湾)から函館の浜市場で直接入札した海産物(食材)を業務販売しているサイトです。ホテルやレストラン、旅館、居酒屋様など飲食店の仕入れ、通販など食に携る方々に、北海道の業務用海産物を販売とありますが、一般にも売っています。
HPをじっくり読んでいたら、送料が安い750 円です。北海道から東京までの冷凍の宅配料金が750円なんて初めてです。
他の魚もプラスして注文しました。今までいろいろな新鮮魚介を扱うサイト通販で買い物しましたが、「さかなだマート」さんおすすめです。
商品がすごく新鮮でした。品物に偽りがないというのが印象です。興味のある方は覗いてみてください(決してマワシ者ではありません)。
 

まず、三國シェフの「カスベのムニエル」を作りました。冷蔵庫をさがしてもケッパーが見つからない。きゅうりのピクルスを粗みじん切りにして代用しましたが、やっぱりケッパーじゃなければひと味足りない感じです。そこそこの味でいただきましたが、失敗だったかもです。
煮付けも作りました。北海道では煮付けが定番でよく作られているようです。これは想像通りの味です。ご飯と相性もバッチリですね。※写真撮るのを忘れました!

▼なかなかユニークな姿形の魚です。軟骨魚類に属するカスベの骨は柔らかいため、身から骨まで残すところなく全て食べることができる。確かにコラーゲンを食べている気になる魚です。


▼きゅうりのピクルスを代用して作ったムニエルです。白い皿に盛ったらもう少し美味しそうに見えるはず。失敗ですね。ごはんより、パンに合う総菜です。三國シェフの材料で作ってね。
▼おすすめの竜田揚げです。同量の酒としょうゆ、おろし生姜を混ぜ、漬けて下味をつけます。おろしにんにくを加えてもいいと思いますが、すっきり、さっぱりの味にしたければにんにく無しで。
▼片栗粉をまぶして揚げ油で揚げて出来上がり。レモン汁を振ってさっぱりといただきましょう。
最高においしいです! おすすめです。

▼カリッと揚げた竜田揚げが一番美味しかったです。ぎんぎんに冷やしたビールのおつまみに最高です!!
慣れ親しんだ味。日本人の口に合うんでしょうね。煮付けもホカホカご飯にはぴったりでした。魚の煮付けはおばあちゃんの味!なんですよね。最近の日本の食卓には並ぶことが少ないみたいですね。魚の煮付けは、日本の定番家庭料理として、絶対に残すレシピですね。
 


カスベ
北海道でよく食べられるのは、背中に大きな目玉のような模様のある「メガネカスベ」という種類。日本海側北部の宗谷、留萌(るもい)地方に多く分布し、この付近では「マカスベ」という別名もある。また、ほかにも北海道では「アイヌカスベ」と呼ばれる「水カスベ(ソコガンギエイ)」も食べられることがある。
名前の由来は諸説ある。調理法が確立していない昔、体内でアンモニア臭を発生するカスベは、臭みが強く敬遠されていたといわれ、そのことから「煮ても焼いても食べれない“かす”にしかならない魚」ということから名付けられたという説がある。また、ほかにも、アイヌ語の「カシュムベ/カシュペ」から来ているという説などがある。(農林水産省HPより)

さかなだマート 北海道北海道茅部郡鹿部町字本別529−651 
        TEL:0120−644−668

写真・文/morry