冷やしパスタレシピの第2弾です。
初めて主食で冷たいパスタを食べたときとても新鮮でした。日本で冷やして食べるパスタといったら、マカロニやスパゲッティをマヨネーズで和えたサラダですね。
美味しいのですが料理の脇役、添え物です。
紹介している冷たいパスタは、冷やし中華と同じです。
夏になったら、街のイタリアンレストランで

「冷やしパスタ始めました」
と、張り紙が登場するかもしれませんね。
隣の中華屋さんもビックリですね。


↓自家製ツナのパスタフレッダ 
PASTA al tonno fresco
おいしいマグロを冷菜パスタにアレンジ。マグロは軽く炒めていますが、新鮮な刺身用だったら生でもOKです。ただし、暑い日は、時間をおかずに食べてください。マグロをサーモンに代えてもおいしいです。

↓たこのパスタフレッダ 
GARGANELLI con polpo
魚介とオリーブが南イタリアの味を運んで。レモン風味が爽やかな味です。夏にぴったりな冷たいパスタ。たこをいかに代えてもおいしい。



↓ジェノヴァ風トロフィエのパスタフレッダ
PASTA FREDDA alla genovese
イタリアのハーブといったらバジル。スタには欠かせない香辛料です。フレッシュなバジルの香りは食欲をそそります。これは相性抜群の松の実を加えて作ります。ほんのりほろ苦さがプラスして、大人の味の冷たいパスタです。

↓ツナとオリーブのお米サラダ
Insalata di Riso con tonno e olive nere
ヘルシーで食べやすいサラダは、お米が主役。日本ではお米を加えたサラダはめずらしいですね。イタリアではよく食べられるレシピとか。ビタミンたっぷりの色鮮やかな素材がおいしさを倍増に。

↓ケッパーとアネッリーニのパスタフレッダ
Anellini con capperi e verdure
夏のパスタらしくミントの香りを加えたレシピ。ミントをパスタに加えるなんてさすが本場のレシピです。蒸し暑い日にオススメです。

↓ドライトマトとスペルト小麦のパスタフレッダ
Gnocchetti di farro con pomodori secchi
ドライトマトとオリーブを組み合せた大人向きの冷たいパスタ。最近ドライトマトが安くなりましたね。数年前は高級食材のひとつでした。スーパーでも売られているので簡単に手に入ります。


レシピ作り方
自家製ツナのパスタフレッダ
材料&作り方(4人分)
ショートパスタ(乾燥・ペンネ、マカロニなど。または生パスタ)…300g
<ソース>
 まぐろ(刺身用)……300g  
 ミニトマト…250g
 きゅうり…1本  
 玉ねぎ…1/8個(約20g)
 レモンの皮のすりおろし…1/2個分  
 ミントの葉………適宜
 オリーブ油………適宜  
 塩、こしょう………各適宜
 パスタをゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2(生パスタなら大さじ4)を入れて沸騰させ、パスタを加えて軽く混ぜ、表示時間どおりにゆでる(生パスタの場合は4~7分ゆでる)。冷水にとって水けをきり、塩ひとつまみとオリーブ油を振って冷ます。
 ソースを作る。まぐろは1cm角に切り、レモンの皮と塩、こしょうを振る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水けをきる。ミニトマトは縦4等分に切る。きゅうりは1cm角に切る。
 フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、まぐろを軽く炒めて冷ます。
 ボウルに①と③、玉ねぎ、ミニトマト、きゅうり、ミントの葉を入れて混ぜ合わせ、塩、こしょう、オリーブ油で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。

たこのパスタフレッダ
材料&作り方(4人分)
ショートパスタ(乾燥・ペンネやファルファッレなど。または生パスタ)…240g
<ソース>
 ゆでだこ…400g 
 小えび…200g
 黒オリーブ…10粒 
 にんにく…1/2かけ
 レモンの皮のすりおろし…1/2個分  
 イタリアンパセリ…3枝
 オリーブ油…適宜  
 塩、こしょう…各適宜
 パスタをゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2(生パスタなら大さじ4)を入れて沸騰させ、パスタを加えて軽く混ぜ、表示時間どおりにゆでる(生パスタの場合は5~7分ゆでる)。冷水にとって水けをきり、塩ひとつまみとオリーブ油を振って冷ます。
 ソースを作る。たこは一口大に切る。小えびは殻をむき、熱湯でさっとゆでて水けを きり、冷ます。
 にんにくとイタリアンパセリはみじん切りにする。黒オリーブは輪切りにする。
 ボウルに①と②、③、黒オリーブ、レモンの皮を入れて混ぜ合わせ、塩、こしょう、オリーブ油で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。

ジェノヴァ風トロフィエのパスタフレッダ
材料&作り方(4人分)
ショートパスタ(乾燥・ペンネ、マカロニなど。または生パスタ)…300g
<ソース>
 ミニトマト…250g
 バジル…25g
 にんにく…1/4かけ 
 松の実…15g
 パルミジャーノレッジャーノチーズ…25g
 オリーブ油…40p
 塩…適宜
 パスタをゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2(生パスタなら大さじ4)を入れて沸騰させ、パスタを加えて軽く混ぜ、表示時間どおりにゆでる(生パスタの場合は3~4分ゆでる)。冷水にとって水けをきり、塩ひとつまみとオリーブ油(分量外)を振って冷ます。
 ソースを作る。すり鉢に細かくにちぎったバジル、にんにく、塩小さじ1/2を入れてよくすりつぶす。細かくなったら松の実を加え、さらに丁寧にすりつぶし(フードプロセッサーでもOK)、パルミジャーノレッジャーノチーズを加え、よく混ぜる。オリーブ油を糸状にゆっくり流し入れながら混ぜる。
 ボウルに①と②、縦4等分に切ったミニトマトを入れて混ぜる。味が薄い場合は、塩、オリーブ油(分量外)で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。

ツナとオリーブのお米サラダ
材料&作り方(4人分)
米…250g
ツナ(缶詰)…200g
きゅうり…1本
トマト…2個(約350g)
玉ねぎ…10g
黒オリーブ…30g
バジル…適宜
オリーブ油…適宜
塩、こしょう…各適宜
 米をゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2を加えて沸騰させ、米を加える。くっつかないように軽く混ぜ、12~15分ゆでて冷水にとる。水けをきり、塩ふたつまみとオリーブ油を振って冷ます。
 ソースを作る。ツナは油を切ってほぐす。きゅうり、トマトは1cm角に切る。オリーブは3~4等分に切る。玉ねぎは薄切りにして水にさらして辛みをとり、ざるに上げて水けをきる。
 ボウルに1と2、バジルを入れて混ぜ合わせ、塩、こしょう、オリーブ油で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。

ケッパーとアネッリーニのパスタフレッダ
材料&作り方(4人分)
ショートパスタ(乾燥・ペンネなど。または生パスタ)…300g
<ソース>
 ケッパー(塩漬け)…大さじ2
 (酢漬けの場合は大さじ3)
 黄パプリカ…1/2個   
 ミニトマト…250g
 玉ねぎ…10g      
 イタリアンパセリのみじん切り…大さじ2
 ミントの葉のみじん切り…大さじ2   
 レモン汁…大さじ1~2
 パルミジャーノレッジャーノチーズ…30~50g
 オリーブ油…適宜
 塩、こしょう…各適宜
 パスタをゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2(生パスタなら大さじ4)を入れて沸騰させ、パスタを加えて軽く混ぜ、表示時間どおりにゆでる(生パスタの場合は4~6分ゆでる)。冷水にとって水けをきり、塩ひとつまみとオリーブ油を振って冷ます。
 ソースを作る。ケッパーは水洗いして塩を落とす。パプリカは1cm角に切る。ミニトマトは縦4等分に切る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水けをしっかりきる。
 ボウルにオリーブ油大さじ4とケッパー、イタリアンパセリ、ミントの葉、レモン汁、塩、こしょうを入れて混ぜ、15分おいて味をなじませる。
 ③に①、パプリカ、ミニトマト、玉ねぎを加えてあえ、塩、こしょう、オリーブ油で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。器に盛り、粗く削ったパルミジャーノレッジャーノチーズをかける。

ドライトマトとスペルト小麦のパスタフレッダ
材料&作り方(4人分)
ショートパスタ(乾燥・ペンネなど。または生パスタ)………240g
<ソース>
 ドライトマト………4~5個
 黒オリーブ………40g
 オリーブ油………適宜
 イタリアンパセリのみじん切り………適宜
 塩、こしょう………各適宜
 パスタをゆでる。鍋に水3ℓを沸かし、塩大さじ2(生パスタなら大さじ4)を入れて沸騰させ、パスタを加えて軽く混ぜ、表示時間どおりにゆでる(生パスタの場合は5~8分ゆでる)。冷水にとって水けをきり、塩ひとつまみとオリーブ油を振って冷ます。
 ソースを作る。ドライトマトは水に1時間つけてもどし、水けをきり、細かく刻む。保存瓶に入れ、オリーブ油を加えて常温で一晩おく。オリーブは粗みじんに切る。
 ボウルに①、油をきったドライトマト、黒オリーブ、イタリアンパセリを入れて混ぜ合わせ、塩、こしょう、オリーブ油で味をととのえる。冷蔵庫で30分以上冷やし、味をなじませる。

※前回の冷やしパスタのレシピはこちらです。クリック!

レシピ・写真・文/up-on factory