まず絶景とダムの迫力に感動します!
車椅子でこんな山の上まで登れて、この場所にいられることに、また感動です!
黒部ダムは、立山黒部アルペンルート内にあり、直接自家用車で行くことはできません。
・長野県側からは扇沢駅から黒部ダム駅へ
・富山県側は立山駅から黒部湖駅へ
2通りの行き方があります。長野県側からは扇沢駅、富山県側からは立山駅にある駐車場にとめてから行きます。
車いすで行きやすいのは、長野県側の扇沢駅ルートです。
今回は、自家用車で行き、扇沢駅に車をとめました。このルートからの黒部ダムリポートを紹介します。
▲扇沢駅から黒部ダムに行くには、扇沢駅の駐車場に車を駐車して行きます。
▼扇沢駅はバリアフリートイレも完備しています。
▼扇沢駅から黒部ダムに行くには関電トンネルトロリーバスに乗り、黒部ダム駅で降ります。バスの乗車は3人の係員の方が親切に対応してくださいました(感謝!)。黒部ダム駅までは20分ほど。黒部ダムの歴史や、概要を聞きながら登っていきます。
▼黒部ダム駅到着です。200段の階段を上り展望台へ行くのですが、我々は、車いす用の別ルートから行きます。黒部ダムまでのスロープあるので、車いすでも移動が可能です(でも坂道があるのでちょっと大変でした……)。
展望台到着です!
放水観覧ステージから放水を見ます。観覧ステージは、ダムのえん堤とほぼ同じ高さで、外にせり出ているので、放水は迫力があります。
※観光放水は実施期間が決まっています。また、天候などで放水中止もあります。事前に確認してください。
※駅係員にお願いすれば、電気バスへの乗り降りや黒部ダムへのスロープの移動をお手伝いしていただけます。
▲「黒部ダム ライブカメラ」というサイトで、米粒ほどに見える〇囲み部分に私達はいます!
ココです!
※黒部ダム ライブカメラ 時間帯を合わせて写れば、黒部ダムライブ カメラのサイトでも確認でき、いい思い出として楽しめます。
▲黒部湖から黒部平へ向かいます。ケーブルカー乗り場です。
▼ケーブルカー乗り場では必要に応じてスタッフの方数人で車いすを持ち上げてくれます。このサポート体制はどの乗り場でも整っています。感謝! ただし、一度に車いす利用者が多いときは、前もって相談しましょう。少人数の場合は、その都度対応してもらえます。
▼黒部平 駅より外は砂利道なので車いすでは走りづらいが、なかなか車いすでは来られない場所なので、気分爽快!
標高1,828mの平地に建つ白い建物が黒部平。屋外には黒部平庭園があって雄大な景色を満喫できる。
▲立山ロープウェイ
▼大観峰 山々の大パノラマが広がっている(駅は狭くて外には出られません)。
各駅の駅員のみなさん、黒部ダムの係員のみなさんお世話になりました。
みなさんの親切に感謝!です。
あ り が と う !
写真・文/WRC
立山黒部アルペンルート
扇沢駅(関電トンネル・電気バス)→黒部ダム駅〔徒歩)→黒部湖駅(黒部ケーブルカー)→黒部平駅〔立山・ロープウェイ)→大観峰駅
扇沢
長野側の出発点、および富山側の終着点である扇沢には、アルペンルート黒部ダム行きの電気バスが運行されています。駅構内に写真やパネルの展示があるほか、近くに総合案内センターがあり、アルペンルートのさまざまな情報を得ることができます。
黒部ダム
駅には、黒部ダムレストハウスや無料休憩所などがあります。また、駅構内に隣接する200段ほどの階段を行くと展望台に到着し、ここからダムの観光放水が見られます。
黒部湖
駅は地下のトンネル内にあります。次の黒部ダムまでは、エメラルドに輝く黒部湖を眺めながら、ダム堰堤の上を徒歩で移動します。
黒部平
標高1,828mの平地に建つ白い建物が黒部平です。
屋外には黒部平庭園があって雄大な景色を満喫できるほか、徒歩2分のところには高山植物観察園があります。
大観峰
大観峰は断崖絶壁にせり出すようにして建っているので、屋上以外、外へ出ることはできません。しかし、駅の屋上展望台から一望する黒部湖や後立山の大パノラマは、アルペンルート屈指の美しさです。
アルペンルート質問・問い合わせ
※車イスの台数が多い、車イスからの乗降が厳しい……各施設へお問い合わせ
・立山駅~黒部湖駅間のご利用のお客様 立山黒部観光 TEL:076-431-3331
・
扇沢駅~黒部ダム駅間のご利用ならびに黒部ダム観光のお客様
くろよん総合予約センター TEL:0261-22-0804
黒部ダム 富山県中新川郡立山町芦峅寺 TEL: 0261-22-0804
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