2022年10月14日に赤い屋根がひと際目立っておしゃれな建物の、千葉県香取市を拠点としている

「恋する豚研究所」にお伺いさせていただいておりますが、飲食部門責任者である佐藤様の取り計らいのおかげで、

なっなんと!お肉博士が手掛けている

食肉加工工程も見せていただけるのです

工場内の車いすでの見学は難しいので、少しご紹介させてください。

建物の外観、右側には「恋する豚研究所」の看板▲「恋する豚研究所」の食肉加工工場・食堂・売場がある建物の外観
 

では、これから食肉加工工程に濱地センター長同伴のもと行ってみたいと思います。

入り口付近の様子 木製のベンチがおかれている

まずは、取材班も食品衛生白衣と衛星用防止に着換え、服装チェックリストに沿って確認、手洗いと手指消毒、エアーコンプレッサーなど様々な衛生面でのチェックの後にようやく食肉加工工場へ。

シートやゴミとりローラーでほこりは取る。 髪を帽子に入れて服のボタンとチャックをしめ、シャツの内側はズボンに入れる。 時計や指輪は外して手指にキズがないことを 確認する服装チェックのポスタークリーンルームの内部の様子
白いクリーンスーツとマスク 帽子を身につけて念入りに手を洗う筆者白衣と帽子をしっかりと身に着け、クリーンルームから入場する筆者の様子


掲示物一つを見ても、解り易く且つ目に飛び込んできて、食品加工を扱う工程の衛生面に対する徹底さをうかがえます。

「みんなで守ろう工場ルール「 整理 整頓 清潔 習慣」 と書かれた貼り紙

機械へセットする前に余計な油部分を取る工程の担当者は1年半ほど前からとのことですが、包丁さばきが芸術的な職人技で、もくもくと集中して作業されている姿を見ていると何故かとても落ち着いた不思議な気分になりました。

白い作業台の上に乗った大きな豚肉の塊豚肉の塊の断面図

▲ザっ!肉!といった大きなお肉を芸術的にさばいていきます

スライスする直前の肉の塊▲スライス機械へセットするための準備が完了した状態

ベルトコンベヤーに載せられ、スライス機に向かう肉スライスされた肉の分類作業の様子

▲スライス機にさきほどのお肉が進み、スライスされたお肉を丁寧に分類され包装されていきます

その他では、ソーセージやハムなどを燻製前の準備工程は建物の外からでも見ることができます。

ガラス越しの部屋で加工作業をするスタッフ達ハムやソーセージが作られていく作業場の様子


そして、ソーセージやハムなどを燻製後の加工工程は特に衛生面が厳しく作業者も限定され、ガラス越しでの見学となりました。

濱地センター長から説明を受ける筆者 ともに白い作業服にマスク姿自動包装機など、加工のための機材が並ぶ室内

▲濱地センター長さまに、いろいろ丁寧にご説明していただきました

加工の重要な最終工程にも、解り易く且つ目を引く検査工程マニュアルが印象的でした。

壁に貼られた仕分け方法のポスター 出荷して問題ない「OK品」と、中身やラベルに問題がある「NG品」の詳細について書かれているパッケージされた商品の検品をするスタッフ達


様々な工程を経て、スーパーや店頭に配送されるんですね。
ラベルが貼られた透明なパックに詰められた加工肉

"恋する豚研究所"食肉加工センター、濱地センター長さま、従業員の皆さま、お仕事中に取材のご協力をいただき本当にありがとうございました。

文/写真:らくゆく調査隊


恋する豚研究所
千葉県香取市沢2459番1
https://www.koisurubuta.com/