岩手県二戸市金田一温泉郷にある「緑風荘」へ行ってきました。 ここの宿は座敷わらしの不思議な体験が多くありメディアでも紹介されている宿です。


座敷わらしとは

妖怪や精霊のひとつと言われていますが、東北地方では旧家に時折現れるといわれる家の守り神です。赤ら顔で髪はオカッパにしていて、時々いたずらをして困られていますが、居なくなると家が没落すると言い伝えられています。


緑風荘の座敷わらしの由来

およそ670年くらい前の南北朝時代。当家の先祖である藤原朝臣藤房(万里小路藤房)は、南朝の後醍醐天皇に仕えていました。しかし、南北朝戦争において南朝は敗北し、北朝の足利軍に追われ現在の東京都あきる野市に身を隠しました。その後、さらに北上を続け、現在の岩手県二戸市にたどり着きました。 道中、二人連れていた子供の内、当時6歳だった兄の亀麿が病で倒れ幼き生涯を閉じました。 その際『末代まで家を守り続ける』と言って息を引き取ったそうです。
その後、守り神<座敷わらし>として奥座敷の槐(えんじゅ)の間に 現れるようになったと言い伝えられています。その姿を見たり、不思議な体験をした人は大変な幸運(男=出世 女=玉の輿)に恵まれると伝えられ、実際座敷わらしに出会った人には必ず良い事があったそうです。またひとたび座敷わらしに気に入られると、どこであろうと座敷わらしが会いに来てくれるそうです。座敷わらしとして現れる「亀麿」は昔から多くの著名人も目撃し、 また、現在も多くの宿泊者に不思議な現象を起こし沢山の体験談で語り継がれております。(緑風荘 公式HPより)

▼今回、自分が体験した動画を紹介します。
https://youtu.be/p4iKWui225Q

22:00過ぎに、床の間の風船のひとつだけが動いている様子がわかります。
はたして・・・?

 

緑風荘の案内

▼ロビー 宿泊者が撮影されたオーブの映像が見られます。他にも妖怪の本なども自由に読めます。

▼槐の間(えんじゅのま) この部屋で多くの方が不思議な体験をされている様です。

▼床の間には、菓子や玩具などが供えられていますが、おきっぱなしにせず持ち帰る様になっています。

▼座敷わらしと一緒に遊べる玩具も用意されていました。

▼昭和30年創業の温泉旅館。当時の写真が見れました。

▼お土産なども数多くあります。

 

バリアフリーの案内

▼玄関 緩いスロープとなっていて、幅もしっかり確保されています。

▼土間から式台の間にも段差もありません。

▼客室廊下の継ぎ目にも、段差はありません。

▼多目的トイレ(バリアフリートイレ)

▼広く使い易いレイアウトになっています。

▼客間(和洋室)

▼お風呂(左:露天風呂 右:屋内風呂) 24時間いつでも入浴可。

▼駐車場 障がい者専用ではありませんが、スペースが広いので問題は無さそうです。

 

今回、深夜の不思議な体験を楽しみにしていたのですが、長い時間の運転と少し飲みすぎた事もあり爆睡状態でした。 たぶん座敷わらしが部屋に遊びに来ていても気づかななった事でしょう。

 

写真・文/板さん
写真提供:緑風荘

 


座敷わらし伝説の宿
緑風荘 公式HP
https://www.zashiki-warashi.co.jp/


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