こんにちは!
車いすダイバー翔太です。
今回は、2023年2月14日に職場の先輩と東京都渋谷区にある。
日本で有名な神社であり、年間多くの参拝者が訪れる「明治神宮」に行ってきましたので、ご紹介させて頂きます。

神社やお寺と聞くと昔ながらの建築物の為、障がい者の中には、参拝を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか?
車いすでも参拝が出来ますので、ご覧下さい。

明治神宮の歴史について
明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后(明治天皇の皇后)をお祀りする神社です。
1920年(大正9年)に国民の強く熱い願いにより、ゆかりの深い代々木の地に創建されました。
敷地内には、明治神宮ミュージアムやカフェ等もあります。

明治神宮をお散歩していきましょう!

駐車場ご利用の方
駐車場の入口が少し分かりにくいですが、北参道入口の交差点を明治神宮方面に直進します。
▼北衛士詰所があります。
詰所の前にはキャスター付きの白い柵がある警備の方に「車いす利用です」と一声かけて駐車許可証を受け取って下さい。
左折し徐行しながら直進すると駐車場の看板が見えたら右側が駐車場になります。
駐車料金は無料です。

右に駐車場があることを示す看板右側に進むと駐車場がある

▼車いす駐車スペースが2台分あります。
自販機の横にある駐車スペース。十分な広さがある。

▼駐車場から、北参道に向かい直進します。参道への道。緩やかに右にカーブしている。▼参道の両脇は舗装されていて、車いすでも問題なく進めます。道の両脇にはレンガで舗装された歩道がある。


電車ご利用の方
▼原宿駅から徒歩1分のところにあります。
原宿駅西口の外観▼目の前に、大きな鳥居が見えてきました。
立派な木が並ぶ中、石造りの大きな鳥居が見える▼南参道:長く緩い下り坂があります。
道の両脇に林がある、長く続く下り坂

※北参道・南参道は共に距離が物凄く長いので、介助者の方に車いすを押してもらった方がいいと思います。


北参道と南参道の参道途中には、清酒・葡萄酒樽が奉献されています。

▼全国各地の酒造家から献納されたものです。奉納された様々な銘柄の酒樽が200個ほど積まれている▼明治天皇が好まれた葡萄酒樽です。葡萄酒の樽が横向きに積まれている

近くには、日本で最も大きい木造の鳥居
▼大鳥居『明神鳥居』が見えてきました。
大きな木製の鳥居。一番上の梁が柱と交わる箇所に金色の装飾が付いている。右には灯篭もあり、和の雰囲気を感じる。高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木(かさぎ)の長さ17m Σ(゚Д゚)スゲェ!!
▼明神鳥居を通ったら、突き当りを右に曲がります。
木漏れ日の中、長い下り坂を下っている人物が見える

▼左側:南手水舎(ミナミテミズシャ)大きな屋根の下には、水が出る管が設置されている。柱には、明治天皇の詠んだ歌らしき文字が書かれている。▼右側:祓舎(ハラエシャ)石でできたステージのような場所に、柱と屋根が建っている。

▼目の前には、南玉垣鳥居が見えます。
砂利が敷き詰められた境内の向こうに石造りの鳥居が見える▼南玉垣鳥居を進むと、左側に宿衛舎(シュクエイシャ)があります。
全体的に茶色の木造の日本家屋▼直進すると、目の前が南陣門です。
2階建ての巨大な門がそびえ立っている。門の手前にはアカマツの木が枝を伸ばしており、厳かな雰囲気を感じる。▼左横に傾斜の緩いスロープがあります。

階段の横には手すり付きスロープがある上がった先にあるもう一つのスロープ

スロープを登り外拝殿へと進みます。
▼一般参拝で訪れることができる外拝殿
赤身がかった柱に黒い屋根の巨大な建物▼左側にスロープがありここで、参拝が出来ます。
(-人-〃)祈

何度か折り返して登るスロープ別角度から見たスロープ


いかがでしたでしょうか!車いすでも諦めずに、参拝ができました。

参道の両脇が舗装されていて、そこを通ることで移動の負担はほとんどゼロでした。
砂利の道は、タイヤが埋まることはありませんので安心できました。
参道の距離が長いので、体力に自信がない方は、介助者と一緒に行くのがオススメです。

また、各所で緩やかなスロープが設置してあり、高齢者やベビーカーユーザー等のバリアフリー化が進んでおり、誰でも参拝出来るようになっていました。
個人的には、外国人観光客が多いので、改めて世界でも有名な神社なんだと思いました。

他にも、近くに国立競技場や神宮球場がありますので、お時間がある時に足を運んでみてはいかがでしょうか

写真・文/車いすダイバーしょうた


バリアフリートイレ
敷地内には2箇所にバリアフリートイレは、下記の場所に完備されています。
▼フォレストテラス明治神宮(南参道)

トイレ外観バリアフリートイレ入口ドア
バリアフリートイレ内部の写真。可動式の手すりや洗面台がある。ベビーチェアやベビーベッドがある。

他にも、西参道側の「宝物殿(ほうもつでん)」の近くにもあります。


明治神宮 HP
https://www.meijijingu.or.jp/