こんにちは! WRCです。
神奈川県にある誰もが知る『箱根湯本』の温泉に4月中旬(一泊二日)で行ってきました。
今回は、普段旅行の時に私たちがホテルを選ぶ基準について紹介させていただきます。
初日は神奈川県小田原市にある『鈴廣 かまぼこの里』で姉夫婦と待ち合わせ。
お昼は同じ敷地内にある「美蔵」でおいしい蕎麦をいただきました。HPで見ると階段がありますが、店員さんが上げてくれます。
お店の前に車いす用駐車場があります(通常の車いす用駐車場より少し幅が狭く感じました)。
他にも車いす用駐車場は「すずなり市場」の地下にあります。
トイレ、駐車場は下記関連HPをご参照ください。
ホテルは『箱根パークス吉野』に予約を取りました。
HPに『車いすを降りて2~3歩お歩きになれる方、介助者をご同伴される方に適した仕様です』とありましたが、いろいろと調べて何とかなりそうだと思い決めました。
⇩入り口 | ⇩リビング |
⇩洗面所 | ⇩温泉半露天風呂 |
⇩トイレ | |
⇩2Fにある「みんなのトイレ」 | |
でも実際に行ってみると使いにくいケースがたくさんあります。
・実際に車いすで泊っている人の情報があるかどうか(これ結構大事です)。
・疑問に思ったところは電話で問い合わせる。
①駐車場。車いす用駐車場があるか、無いときはエントランスに駐車させてもらえるかなど。
②トイレ。部屋のトイレはある程度広いか、手すりはあるかなど(HPで確認)。
③風呂。浴槽までフラットなのか。
浴槽の縁の高さはどのくらいか(床と同じ高さだと車いすから降りて、また上がるとき大変)。
浴槽の縁の幅は広いか(車いすから縁へ乗り移り、そこから湯の中へ入るため)。
体を洗うときはシャワーチェア(背もたれ付き)か、車いすタイプのシャワーチェアの有無、浴槽の脇に同じ高さで洗い場があるのか。
私たちはお風呂マットを30㎝角くらいにカットしたものを2枚持っていきます。一つはお尻の下、もう一つは足が伸ばせる場所があるとき、踵の下に敷きます。褥瘡予防のための必需品です。
④私たち夫婦はともに車いすなので、部屋ですれ違いができるか。
⑤洗面所は車いすで使用可能か。
と、最低限これだけは確認しないと宿泊できません。
今回の部屋には温泉半露天風呂もありましたが、推奨されてなかったので5階にある貸切露天風呂『雲』をチェックインの時に予約しました。
結果、私の障がい程度(脊髄損傷 胸椎6₋7完全麻痺)だと座位バランスがないので、シャワーチェアに座って体を洗うのが大変でした。(1回落ちました)。
⇩貸切露天風呂『雲』
食事は夜も朝もとても美味しかったです。コロナ禍もあって3年ぶりに家族そろって乾杯!!
最後にホテルの宿泊代ですが3万円弱(1人)かかりました。
他のホテルで完全バリアフリーのところはいくつかありましたが、5~8万円(1人)位かかります。ひぇ~!!
翌日は小田原ひもの老舗山安 ターンパイク店/早川売店でおいしい干物を買って帰りました。
車いす用トイレはあります。駐車場も係の人に言うと広い所へ停めさせてもらえます。
2階は炭火焼きの干物が食べられる「山安食堂」がありますが、残念!
エレベーターがありません。
WRC:夫婦ともに脊髄損傷(胸椎6-7番)
体幹は胸から下は麻痺のためゼロ
車いす 夫:クイッキー XENON2
妻:OXエンジニアリング SX
文・写真:WRC
関連HP
『箱根パークス吉野』
https://www.pax-yoshino.com/
『鈴廣 かまぼこの里』
https://www.kamaboko.com/sato/