愛知県名古屋市にある「金シャチ横丁」は、JR名古屋駅からバスに乗り21分。
2018年3月に誕生した「名古屋めし」19店舗が集結するグルメストリート。名古屋の名店・老舗12店が集う「義直ゾーン」と、新進気鋭の7店が立ち並ぶ「宗春ゾーン」の2つのエリアからなり、どちらも入場無料です。
編集部が厳選した6店舗を、読者モデルの小林有里さん(37歳・両上肢機能障害、体幹機能障害)と加藤みのりさん(21歳・骨形成不全症)が食べ歩きしてきました。
記事の最後にお年玉プレゼントがあるので、お楽しみに!

▲小林有里さん▲加藤みのりさん


店内展示されている実物大「金の鯱」の大きさにビックリ!


読者モデルの2人は、まずは義直ゾーンを体験。
最初に向かったのは、義直ゾーンの入口そばの「鯱上々(しゃちじょうじょう)」。金の鯱にまつわる商品や、尾張名古屋の定番商品から新名物まで、幅広いお土産をそろえています。
お菓子や雑貨はもちろん、素敵な名古屋土産の多さに2人はビックリ!
人気のお土産は、「天むすせんべい」や「小倉トーストラングドシャ」などです。
▲入口には段差などもなく、車いすでも問題ありません
▲いろいろと迷い中…。
▲歴史ある実物大の金の鯱を、店内に展示してあり、あまりにも大きさに驚きました!
▲おもてなしキャスト「くノ一の皐(さつき)」と3ショット
気になる方は、お店にお問い合わせください。


「鯱上々」
営業時間:10時~17時30分
定休日:年末年始



名古屋名物といえば、味噌カツ


次に2人が向かったのは、「矢場とん 名古屋城金シャチ横丁店」。
昭和22年に小さな屋台からスタートした。名古屋グルメ「みそかつ」の専門店です。
まずは最初のグルメ体験しました。食べたのは大人気の『ロースとんかつ』お肉は柔らかく、みそだれは濃厚だと思いきや意外とあっさりしていて食べやすかった。
他にも、矢場とん限定の「鉄板リブとんかつ」や「わらじとんかつ」などが人気で、ぶーちゃんグッズなども販売しています。
▲入口は、横幅が少し狭くギリギリでしたが、段差はありません
▲入口はいって目の前に、人気キャラクターの「ぶーちゃん」と一緒に!
▲女性に大人気のロースとんかつ:880円(税込)
▲美味しく完食しました


「矢場とん 名古屋城金シャチ横丁店」
営業時間:10:30~17:30(LO 17:00)
定休日:名古屋城と同じ、12月29日~31日(3日間)



ここでしか買えない、ユニークなお土産専門店


義直ゾーンで2人が最後に向かったのは、「矢場とん」の向かいにある。「おみあげ茶屋『えっさほいさ』」。
2023年3月15日にオープンした名古屋土産の専門店です。
1日で多いときは、200本近く売れる人気メニューで、気軽に味わえ思っていた以上に大きく、食べ応えがある「だんご」を2種類食べました。
みたらし団子は、タレの味も甘すぎずに子どもから大人まで楽しめる味でした。
くるみ味噌は、くるみの食感がしっかりと残っていて、味噌とよく合いしっかりとした味わい。
他にも、「生のきしめん」や「ひもかわうどん」などが人気のおみあげです。
▲入口は、横幅が少し狭くギリギリでしたが、段差はありません
▲店内は、広く車いすでも問題ありません
▲おもしろいお土産などもあり楽しめました
▲加藤みのりさん:みたらし、小林有里さん:くるみ味噌
値段は、各1本500円(税込)


「おみあげ茶屋『えっさほいさ』」
営業時間:10:00~17:30
定休日:年末年始



景色を楽しみながら移動


「義直ゾーン」から「宗春ゾーン」へ移動します。
移動に使う道は、フラットで車いすでも問題なく、重要文化財やイチョウ並木もあり楽しめました
約20分で、宗春ゾーンに到着。
▲宗春ゾーンでは、スイーツがメイン!今から楽しみー!
▲移動途中には、1975年重要文化財に指定された二之丸大手二之門(にのまるおおてにのもん)があります
▲ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)近くのイチョウ並木がとてもきれいでした

「愛嬌たっぷり名古屋城限定スイーツ」


宗春ゾーン最初に向かったのは、入口近くの「cafe diner POP OVER」。
可愛らしい忍者のデザインで、名古屋感を感じられるスイーツ『忍者パフェ』やアイスが落ちそうで落ちない感じが、とっても可愛い『"ついつい"撮りたくなるプリン』の人気スイーツを食べてきました。
忍者パフェは、大きいけど、意外と甘くなく飽きない感じ
"ついつい"撮りたくなるプリンは、なめらかな感じで、やわらかく、思ったほど甘くない。
▲天気がよく、ぽかぽか陽気だったので、テラス席へ。
左側:忍者パフェ1500円(税込み)(手裏剣とシャチはクッキーです)、右側:"ついつい"撮りたくなるプリン600円(税込み)
▲忍者パフェ。美味しいー
▲幸せそうな2人


「cafe diner POP OVER」
営業時間:平日  9:30~17:00 (L.O.16:30)
土日祝 9:30~18:00 (L.O.17:00)
定休日:名古屋城に準ずる。



名古屋城新名物 薄皮金しゃち焼き


次に2人が向かったのは、名古屋城駅7番出口すぐにある「KINSHACHIYAKI(テイクアウト専門店)」
見た目の可愛さに惹かれ、皮は薄く中身はたっぷりの2種類を食べました。
あずきは、甘さ控え目で、飽きない感じでちょうどいい。
カスタードは、濃厚だと思ったら、あっさりして食べやすい
小腹がすいたときなど、おやつ感覚にいかがでしょうか。
他にも、「金シャチソフト」が人気で、あずきとカスタードが選べます。
▲金のシャチホコが目印
▲ずっしりとした重量感で意外と大きい
▲加藤みのりさん:あずき300円(税込)、小林有里さん:カスタード350円(税込)
他にも、台湾ミンチ:400円(税込)
(ピリ辛で、スナック感がありお酒好きな方にはオススメです。)


「KINSHACHIYAKI」
営業時間:11:00~18:00
定休日:なし



賞味期限5分の季節のショートケーキ?


宗春ゾーン最後は、「table café & seafood bar saienaien」。
真っ白なヴェールに包まれた『賞味期限5分の季節のショートケーキ』と極細の和栗クリームをたっぷり絞った『賞味期限5分の100%モンブランケーキ』を食べました。
賞味期限5分の季節のショートケーキは、経験したことのない食感で生クリームを口に入れた瞬間に、飲み物みたいに溶けていきます
賞味期限5分の100%モンブランケーキは、濃厚だが栗の甘さもあり食べやすかった。
いちばんおいしい状態を5分しか維持できない軽い口当たりの生クリームを使っている為、時間との勝負のケーキ。おもしろいですよ。
奥側:賞味期限5分の100%モンブランケーキ1580円(税込)
 手前:賞味期限5分の季節のショートケーキ858円(税込)
▲美味そうでしょうー!
▲崩れる前に、早く食べなきゃ!


「table café & seafood bar saienaien」
営業時間:10:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:なし



取材を終えて、小林さんと加藤さんに感想を聞いてみました

 
小林 有里さん
天気のいい日は車いすでも問題ないと思いました。
私の車いすだと、お店の入口の幅がギリギリだったり、店内がもう少し広いといいなぁ~って印象がありました。
車いすで行ける場所が限られるので、これからバリアフリーがもっともっと進んでいくことを願います。

 

 
加藤 みのりさん
今回、初めて金シャチ横丁に行かせていただきました。
ガタガタ道や急な坂が少なく、道幅も広かったため、お散歩にはぴったりの場所だと感じました。
食べ歩きに最適なテラス席もあり、のんびりすることができ、とても素敵な場所だと思いました。一方で、お店の中は狭いところが多く、少し大きめの車いすだと通りにくい印象でした。
ですが、十分に楽しむことができ、とても素敵な時間になりました。また行きたいです。


いかがでしたでしょうか
金シャチ横丁の食べ歩き計6店舗を、読者モデルの2人が満喫してきました。
義直ゾーンで、お腹いっぱいかなぁ~って思っていたら、やはりスイーツは別腹みたいでした。
6店舗の協力もあり、1日中笑顔いっぱいで、楽しく取材ができました。

写真:タケダトオル 文:高瀬翔太(頸椎損傷)


アクセス
バス:名古屋市営バス 名古屋駅バスターミナル「なごや観光ルートバス メーグル」に乗り「名古屋城」で下車してすぐ。

多目的トイレ
「名古屋城」で下車してすぐ目の前に、名古屋城の正門前駐車場内にあります。

金シャチ横丁:https://kinshachi-y.jp/index.html


★お年玉プレゼント企画★
プレゼント応募は終了しました。
左から
1:名古屋城のピンバッジ
2:桜花漫遊のストラップ
3:金鯱のキーホルダー
4:OVAL WOOD KINSHACHIのキーホルダー
5:金運を呼ぶ純金箔入りキーホルダー
応募締切 2024年1月10日(水)23:59まで
※プレゼントの当選者は発送をもって代えさせていただきます。