2024年10月30日（水）16：30より東京都庁の7階ホールの会場では、和やかな雰囲気の中行われました。

　東京都関係者や来賓方々が着座し、「選手が入場します」からの大きな拍手に迎えられて、晴れやかな笑顔でオリンピック・パラリンピック公式ユニフォーム（式典用）の選手たちが、それぞれが獲得したメダルを胸に、オリンピック選手19名、パラリンピック選手13名が続々と入場。

オリンピック選手入場。前方左側から、加納 虹輝（かのう こうき）選手＜フェンシング＞、藤波 朱理（ふじなみ あかり）選手＜レスリング＞、北口 榛花(きたぐち はるか）選手＜陸上競技＞	パラリンピック選手入場。前方左側から、梶原 大暉（かじわら だいき）選手＜バトミントン＞、田中 愛美（たなか まなみ）選手＜車いすテニス＞、鬼谷 慶子（おにだに けいこ）選手＜陸上競技＞

　そして表彰状贈呈式では、選手たちは颯爽と前に進むと小池都知事から表彰状を受取り、さわやかな笑顔で写真撮影。

藤波 朱理（ふじなみ あかり）選手＜レスリング＞	鬼谷 慶子（おにだに けいこ）選手＜陸上競技＞

　表彰状贈呈が終わると、都知事からの祝辞がありました。

「皆さんはパリ2024オリンピック／パラリンピック競技大会で大きな成果を挙げられました。感謝を申し上げたいと思います。それぞれが苦しい道のりを乗り越えられた結果だと思います。それはあきらめない不屈の精神の現れだと思います。また互いを称え合う姿が。アスリートを目指す子供たちにスポーツマンシップの素晴らしさを伝えてくださったと思います。皆さんの活躍を誇りに思っています。2025年世界陸上、デフリンピックが東京で行われます。皆さんのご活躍を期待しています」。 

小池（こいけ） 東京都知事（とうきょうとちじ）

　続いて受賞者代表の挨拶がありました。

北口 榛花(きたぐち はるか）選手＜陸上競技＞	堀米 雄斗（ほりごめ ゆうと）選手＜スケートボード＞
宮食 行次（みやじき こうじ）選手＜ゴールボール＞	田中 愛美（たなか まなみ）選手＜車いすテニス＞

北口 選手
「スポーツの力で、何かを始めようとする人、困難に立ち向かおうとする人の励みになればと思います」

堀米 選手
「応援とサポートに感謝。どんなにつらくてもあきらめなければ夢は適う。やりきることが一番大切だといろいろな人に伝えたい」

宮食 選手
「パラリンピックのレベルが上がっている中で、TOKYO2020を機に環境が一段と良くなった。アスリート雇用され、沢山の方々の支援でスポーツが出来ている。恵まれた環境に感謝し、さらに高みを目指したい」

田中 選手
「Tokyo2020では悔しい結果だった、パラアスリートに認定して頂いて次への希望を与えて頂いた。今回金メダルを取って帰ってこれた。背中を押してもらったことが、あきらめない理由になった」

　受賞者代表の挨拶の後には、式典出席者全員での記念撮影が行われました。

式典出席者全員での記念撮影

前方左側から、佐野 優人（さの ゆうと）選手、田口 侑治（たぐち ゆうじ）選手、萩原 直輝（はぎわら なおき）選手＜ゴールボール＞と、堀米選手＜スケートボード＞との記念撮影

左側から、田中選手、北口選手との記念撮影	左側から、北口選手、宮食選手との記念撮影

　最後には、受賞者代表として挨拶された４選手の囲み取材の様子 。

受賞者代表の４選手（左側から、宮食選手、田中選手、北口選手、堀米選手

囲み取材の質問に応じている。田中選手	囲み取材の質問に応じている。宮食選手

　東京2025世界陸上巨大PRパネルと、北口選手

北口選手

文／牛田 弘　写真／寺川 健一・山本 秀一