東京都豊島区にある「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」は、2020年に開館した漫画文化の聖地。車いすでもアクセス可能なバリアフリー設計が魅力で、往年の漫画家たちが青春を過ごしたトキワ荘の再現建築や展示を楽しめます。アクセス情報や施設の詳細を知り、快適に訪問するためのポイントをご紹介します!
【アクセス】
電車では大江戸線「落合南長崎駅」からがおススメで、車いす自走で約10分。駅からミュージアムまではアップダウンが少なく楽に移動できると思います。
自家用車ではミュージアムに障がい者用駐車場が2台分用意されていますが事前予約が必要です。

【障がい者用トイレ】
館内1階にキレイな多目的トイレがありますが、ミュージアムの目前にある豊島区立南長崎花咲公園(トキワ荘公園)のトイレも利用できます。
![]() 館内の多目的トイレ入口(右側) | ![]() 多目的トイレの内側 |
![]() 公園の多目的トイレの入口 | ![]() 多目的トイレの内側 |
【入館料】
障がい者手帳の提示で本人と介助者(1名まで)は無料となります。
【予約】
予約優先制で、HPからの事前予約ができます。
予約が無い場合でも入館者人数に余裕がある場合は入館できますが、団体の予約がある場合は入館できないこともあります。
自家用車で来館する場合は駐車場の予約も含めて予約した方が良いです。
車いす利用者は一般来館者とは別の入口があります。
入口の左側にある緩やかなスロープを上り、そこから入りますが入口でタイヤを雑巾で拭きます。自分でできない方はスタッフが手伝ってくれます。
![]() 入口左側のスロープ | ![]() 車いす用出入口 |
中へ入りエレベーターで2階へ上がります。
2階に上がると往時のトキワ荘の内部が再現されています。
中央部に廊下、両脇に漫画家たちの生活の様子が再現された部屋があります。
ここは、漫画家の手塚治虫氏、藤子不二雄(A)氏、藤子・F・不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らが、青春時代または下積み時代を過ごしたアパートを再現した場所です。
共同炊事場やトイレなども!
1階は企画展示室とマンガラウンジとトイレがあります。すべてフラットな構造で、車いすで問題なく移動・観覧できます。


![]() | ![]() |
![]() 共同炊事場 | ![]() 共同便所 |
![]() ミュージアム正面 | ![]() ミュージアム裏側 |
豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
https://www.tokiwasomm.jp/
写真:小川・寺川 文:神戸 剛(脊髄損傷)