2025年6月6日(金)に、らくゆくスタッフ6名で東京都中央区の築地にある『築地魚河岸小田原橋棟』に行ってきました。
ここは、3階建ての建物で1階は鮮魚・青果・精肉などを販売していて、2階は関係者の方以外は立ち入り禁止になっています。
3階は、開放的なテラス席、『魚河岸食堂』や『BBQ会場』があります。
 

目次

築地市場について

【築地場外市場】
築地市場の周辺にも買出人を相手とする店舗が多数あり、「場外」と呼ばれる商店街を形成し一般客や観光客が多い。

【築地とは】
江戸時代にこの一帯が埋め立てにより「築かれた土地(築地)」という意味からその名がつきました。
もともとは海だった場所を、武家屋敷や寺社のために整備したのが始まりです。

【築地魚河岸小田原橋棟】
東京都中央区築地に位置し、2018年にオープンした新しい生鮮市場です。
豊洲市場への中央卸売市場の移転に伴い、築地市場の仲卸業者を中心に約60店舗が集まった施設で、その名称は、江戸時代に築地六丁目周辺が「小田原町」と呼ばれていたことに由来しています。

【主な魅力】
・プロ仕様の食材が手に入る
新鮮なマグロ、カニや野菜、お肉など、高級料亭でも使われるような食材が並ぶお店があります。
試食を提供している店舗も多数あり、味を確かめてから購入できるのが嬉しいポイントです。
・食のプロとの交流ができる
各店舗のスタッフは、魚の扱いに関してはプロフェッショナルです。
料理のアドバイスや保存方法、旬のオススメなどを気軽に話しかければ親切に教えてくれます。

【営業時間と定休日】
・営業時間:午前5時~午後3時(店舗によって異なる)
・全店営業時間:午前7時~午後2時
・定休日:日曜日、祝日、指定された水曜日
 

東京メトロ日比谷線『築地駅』から築地市場まで

・東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩約5分。
・都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩約7分の距離にあります。

東京メトロ地下鉄日比谷線「築地駅」の標識が大きく写ってます。
中目黒駅方面からは、『1番出口』北千住駅方面からは『2番出口』

2番出口からは、正面の横断歩道を渡ると『1番出口』に着きます。

日差しがあり、車椅子での移動は問題なく、また石造りの塀や整った並木が多いです。
1:築地駅1番出口を出て左側に進みます。
2:途中「築地本願寺」が見えてきます。
ビジネスマンや観光客、買い物客の人々が横断歩道を行き交い、活気がありにぎやかです。
3:横断歩道を渡ります
築地場外市場の入り口前で、周囲には観光客や買い物客が集まり、とても活気があり、楽しげです。
4:築地市場に来ました

横断歩道を渡ったら、左側に進みます。

人々がゆったりと歩道を歩いており、道沿いには自転車や店舗、商品が並び、街の活気も感じられ、心地よい街歩きの一場面といった印象です。
親子連れや買い物客など様々な人々が行き交い、日常の穏やかさと賑わいが共存し、親しみやすい雰囲気です。

築地魚河岸小田原橋棟の様子

築地駅から約5分で、目的地『築地魚河岸小田原橋棟』に到着しました。
外観は、こんな感じです

築地魚河岸の建物の前で、車いすの利用者同士がリラックスした雰囲気で、楽しそうにポーズを取っています。

正面入り口の左側に、緩い角度のスロープがあります。

バリアフリーのスロープや手すりが整備されており、都市の中での移動やアクセシビリティへの配慮が感じられます。
車いすの方がゆっくりと進んでいる様子が見られ、バリアフリーへの配慮があります。

車いすやベビーカーの方でも、安心です。
スロープを下りて、すぐ左手に入り口があり、中に入ると右側に多目的トイレ、左側にエレベーターがあります。

多目的トイレの入り口が写っており、木目調の壁と明るい照明で、温かみが感じられます。
室内は明るく、バリアフリー対応の設備が整っており、手すりや広めのスペースなど、安全な環境が意識された雰囲気です。
おむつ交換台やベビー用の設備が整っており、子育て中の方にも配慮された安心感のある空間です。

★多目的トイレは1箇所しかないので注意してください。
【1階鮮魚店】
1階は、撮影禁止でしたが鮮魚・青果、精肉の食のプロが仕入れた食材があり、新鮮そのものでスタッフ全員でBBQ用の食材を購入し、エレベーターで3階にいきます。(2階は立ち入り禁止となっています
エレベーターや案内表示がしっかり整備されていて、フードコートの案内もあり、利便性や親しみやすさも感じられます。

開放的で明るく、デッキの上には人々がゆったりとした様子で過ごしている感じです。
左側に行くと、押し扉があるので車いすの方は、要注意!
周囲には緑も多く、明るい屋外デッキにベンチやテーブルが並び、少人数のグループが休憩や軽食、会話を楽しんで、くつろいで過ごしています。
テラス席を通ると「魚河岸食堂」があります。

【魚河岸食堂】
6店舗が軒を連ねるフードコートには、「ラーメン」、「鉄火丼」、「鳥めし」があったり、料理教室などもあります。

食堂の前で、明るく開放的な雰囲気で和やかなムードです。
フードコート内は、明るい照明に包まれ、気軽に立ち寄って食事を楽しめます。
木製のテーブルや椅子が並び、温かみのある雰囲気です。
壁には料理の写真付きメニューが大きく掲示されており、初めての人でも分かりやすい工夫がされています。

食堂内は、車いすでも問題ありません。

魚がしスタジオには、壁にイベントや講座の案内が貼られています。

実践的な料理実習ができるよう調理設備が充実しています。

魚河岸食堂を出ると、連絡通路を渡ります。

広い連絡通路には、カラフルなのぼり旗が並び、景色を楽しんだりしています。
幅が広く、車いすでも問題ありません
市場の通りには多くの人が行き交い、両側にはたくさんのお店や屋台が並び、地元の方や観光客の交流が感じられます。
場外市場が見えます

連絡通路を渡ると、BBQ会場が見えてきます。
 

屋上でBBQ


 【築地魚河岸 浜焼きBBQテラス】
「食のアトラクション施設」として。手ぶらでもよし、築地魚河岸や、築地場外市場にて海鮮や肉、野菜などの食材を購入して、新鮮な海の幸を炭火で焼いて楽しむ贅沢な時間を楽しめます。
東京都内で楽しめるBBQ。築地の新たなスポットです。

会場は、段差もなくほぼ平坦で、少し緩いスロープがありますが、車いすでも問題ありませんでした。

青空が広がり、周囲には高層ビルが立ち並んで都会的な印象です。

開放的で、ワクワクしてきます。

屋外の屋台風カウンターで飲み物や軽食を注文できるようになっており、開放的で親しみやすい感じです。
受付:スタッフの方が優しく対応してくれました
大きな魚のオブジェを持っている。スタッフY!
東京湾で釣ってきました(笑)

BBQプランは、全部で4つあり今回は、本格BBQ向け『レギュラーサイト』区画定員は10名まで、料金は1区画17,500円(税込19,250円)3時間制です。(2025年6月現在)
(必要器材に加え、トングや包丁、まな板、飲食容器の一式揃っています。)
他にも、3つのプランがあります。
・贅沢空間『ゆったりソファー席サイト』
・気軽に浜焼きを楽しめる『パラソルテーブル席』
・築地食材でちょっと一杯『ぶらり立ち飲みコーナー』
詳しくは、下記HPをご覧ください。
築地魚河岸 浜焼きBBQテラス

屋外でテントの下、協力し合いながら和気あいあいとした雰囲気で、テーブルを囲みバーベキューの準備や会話を楽しんでいる様子が見受けられます。
長椅子を外せば、車いすも入れます
新鮮な魚介類や肉、寿司など豪華な食材が並び、これからバーベキューやパーティーが始まるワクワク感が感じられます。
1階で食材を購入してきましたー 豪華すぎる!
屋外でバーベキューを楽しんでいる様子が伝わり、みんなで協力して料理をしたり談笑したりしている姿が感じられます。
皆で焼いていきます
魚や貝が美味しそうに焼けていて、香ばしい香りや焼き立てならではのワクワク感が感じられます。
「のどぐろ」美味しそうに焼けています

いただきます。

屋外のテントの下で、バーベキューやお寿司などの食事を囲みながら、談笑しリラックスした時間を過ごして楽しげです。
ゲソなどの串焼きが炭火の上で並んで焼かれており、香ばしい香りや焼き上がる音が感じられます。
串類は、美味しかったです
翔太が、串焼きを食べている様子です。
歯ごたえがあり美味しかったです。
らくゆくスタッフ翔太と、BBQ会場のスタッフの方とのツーショット写真
スタッフの方に、優しく対応して頂きありがとうございました

 

場外市場の様子


14時頃に場内を散策してきました。

築地場外市場を車いすで、散策している様子です。
多くの人で賑わい、活気あふれる雰囲気が感じられ店先には商品が並び、参加者同士で会話を楽しみながら、親しみやすい空気が流れています。
楽に移動ができました。
店頭にはメニューや看板が並び、ユニークな人形も置かれていて、親しみやすく活気のある空気感があります。
社長!お久しぶりです(笑)

混雑はしていませんでしたが、外国人観光客が多く目立つ印象でした。

いかがでしたでしょうか。
残念ながら1階は、撮影禁止でしたが、段差などなく車いすでも問題ないし、新鮮な魚介類や青果精肉店などがあり、施設内の雰囲気がよく、なによりお値段がリーズナブルな価格で、お店の方も優しく接してくれました。
「築地魚河岸 浜焼きBBQテラス」は、新鮮な海の幸をその場で味わえる、特別な体験ができるスポットです。観光やグループの集まり、家族での休日にもおすすめです。
「東京を江戸を食べる」築地の雰囲気を再発見し、贅沢なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
 


文:翔太(頸椎損傷・左足股関節脱臼骨折)、写真:寺川健一、小川陽一、らくゆく編集部