世界の舞台に挑戦する東京ゆかりのパラアスリート、そして未来を担うジュニアパラアスリートたち。彼らは日々、限界に挑みながら努力を積み重ね、夢への一歩一歩を着実に歩んでいます。困難を乗り越え、強い意志と情熱で挑戦し続ける選手たちの姿は、私たちに大きな勇気と感動を与えてくれます。国際大会という大舞台で、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、心から応援しましょう!
東京都では、国際大会等で活躍する選手や競技活動に不可欠なコーチ・競技パートナー等に対し、競技活動費の助成や広報等による支援を行っています。
東京2025デフリンピックで活躍が期待される23名の選手をはじめ、多くの選手の活躍を後押しします。元マラソン選手でシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんからもビデオで激励メッセージをいただき、認定式及び授与式を行いました。
目次
1 東京2025デフリンピック内定者やパリ2024パラリンピックメダリスト等が登壇!
2 「東京ゆかりパラパラアスリート」・「東京ゆかりジュニアパラアスリート」認定式、
「東京パラスポーツスタッフ」公認証授与式
3 ホームページでの紹介
4 「デフリンピックチャレンジ事業」の取組状況について
東京2025デフリンピック内定者やパリ2024パラリンピックメダリスト等が登壇!
![]() 長谷山 優美(はせやま ゆうみ)選手 |
![]() 水田 光夏(みずた みか)選手 |
![]() 木附 雄祐(きづき ゆうすけ)選手 |
「東京ゆかりパラパラアスリート」・「東京ゆかりジュニアパラアスリート」認定式
「東京パラスポーツスタッフ」公認証授与式
1 日時:令和7年6月19日(木曜日)
2 会場:東京都庁第一本庁舎5階 大会議場
3 次第
① 主催者紹介

③ 主催者あいさつ
![]() 東京都スポーツ推進本部長 渡邉 知秀(わたなべ としひで)さん | ![]() 東京都障害者スポーツ協会会長 延輿 桂(えんよ かつら)さん |
④ 東京ゆかりパラアスリート認定証授与
東京ゆかりジュニアパラアスリート認定証授与
東京パラスポーツスタッフ公認証授与

※写真左2番目から
・アルペンスキー(デフ)【スタッフ】田苗 俊一(たなえ しゅんいち)さん
監督、コーチ、競技アシスタント、ビデオアナリスト、協会理事・強化委員
・陸上競技【ジュニアパラアスリート】山下 玲音(やました れいね)選手
第23回全国障害者スポーツ大会(2024)100m・200m 金メダル
・パワーリフティング【ジュニアパラアスリート】小針 雄介(こはり ゆうすけ)選手
第7回チャレンジカップ京都大会(2024)クラス72 2位
・射撃【パラアスリート】水田 光夏(みずた みか)選手
パリ2024パラリンピック R5(10mエアライフル伏射混合SH2) 銅メダル
・アルペンスキー(ID)【パラアスリート】木附 雄祐(きづき ゆうすけ)選手
Virtus スキー世界選手権大会2024 スーパー大回転 銅メダル
⑤ パラアスリート決意表明
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バレーボール(デフ)【パラアスリート】長谷山 優美(はせやま ゆうみ)選手
東京2025デフリンピック内定、デフバレーボール世界選手権2024 沖縄豊見城大会 優勝
⑥ パラアスリートによる演舞(パラダンススポーツ)
パラダンススポーツとは、車いすで踊る競技ダンス「車いすダンス」とも呼ばれ、専用の競技用車いすを使用し、障害のある・なしに関わらず挑戦できるスポーツです。

![]() 内田 基哉(うちだ もとや)選手 | ![]() 萬木 信也(まんぎ しんや)選手 |
![]() 萬木 令奈(まんぎ れな)選手 | ![]() 田村 小瑚(たむら ここ)選手 |
⑥ 激励ビデオメッセージ
元マラソン選手、シドニーオリンピック金メダリスト 高橋 尚子(たかはし なおこ)さん
プロフィール
1972年5月6日生まれ/岐阜県出身 東京都スポーツ振興審議会(第29期)委員
中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年名古屋国際女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。
公益財団法人日本オリンピック委員会評議員、公益財団法人日本陸上競技連盟評議員、公益財団法人日本パラスポーツ協会 理事、一般社団法人パラスポーツ推進ネットワーク理事長、公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター 評議員、一般社団法人RainboW Walking理事、スターツコーポレーション株式会社社外取締役、スズキ株式会社社外取締役、TBSスポーツキャスター、JICA サポーター、中日新聞社本社客員などで活躍中。
⑦ 記念撮影

*「東京ゆかりパラアスリート」認定選手数139名
*「東京ゆかりジュニアパラアスリート」認定選手数23名
*「東京パラスポーツスタッフ」公認スタッフ数98名
最後に
アスリートの皆さんの力強い決意や、ジュニア世代の輝く未来への期待、スタッフとして支える方々のプロフェッショナリズムに触れ、東京のパラスポーツの可能性と力を実感しました。これからも、今回の節目を励みに皆さんがそれぞれの目標に向かって挑戦し続けることを心より応援しています。
らくゆくは引き続き東京2025デフリンピックについて取材し、魅力を紹介させていただきたいと思います。
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ホームページでの紹介
認定式終了後、スポーツ推進本部HP「スポーツTOKYOインフォメーション」内の専用ページに、令和7年度「東京ゆかりパラアスリート」、「東京ゆかりジュニアパラアスリート」及び「東京パラスポーツスタッフ」情報を掲載します。
![]() 【令和7年度 東京ゆかりパラアスリート】 ![]() | ![]() 【令和7年度 東京パラスポーツスタッフ】 ![]() |
「デフリンピックチャレンジ事業」の取組状況について
都は昨年6月、中央競技団体がない等の理由により選手の発掘・強化が十分ではなかった4競技(ハンドボール、射撃、テコンドー、レスリング)について、日本全国から有望な選手を発掘するためのトライアウトを実施しました。トライアウト参加者の中から、現時点でデフリンピック出場が2名内定しており、当該競技への日本選手出場は、デフリンピック史上初となります。
また、オリエンテーリングを対象競技に加え、都内在住・在勤など東京にゆかりのある選手15名を東京デフアスリートとして認定し、選手の競技活動を支援しています。東京デフアスリートからは、現時点でデフリンピック出場が7名内定しています。
今回認定式への参加はありませんが、今後上記ホームページ等で紹介していきますので、デフスポーツの歴史に挑戦する選手たちに是非ぜひご注目ください。
写真:寺川 健一、小川 陽一 文:大道寺 清