2025年7月31日、都庁において東京2025デフリンピックの日本選手団記者会見が行われました。
聴覚障がい者のための世界規模の総合スポーツであるデフリンピックは100周年の記念すべき大会が日本で初めて行われることもあり、選手の活躍に期待がかかっています。
大会への意気込みや共生社会の実現に向けた思いが語られました。

手話を交えて挨拶する一般財団法人全日本ろうあ連盟 副会長 河原 雅浩氏

一般財団法人全日本ろうあ連盟 副会長 河原 雅浩氏

東京都スポーツ推進本部長 渡邉 知秀氏

東京都スポーツ推進本部長 渡邉 知秀氏

一般財団法人全日本ろうあ連盟 副会長 河原 雅浩氏 様々な広報活動を行っておりますが、残念ながら今年11月に東京で行われるデフリンピックの認知度は9.9%に留まっており、マスコミの皆様により一層の情報発信のご協力を語りかけました。

東京都スポーツ推進本部長 渡邉 知秀氏 選手の皆さんが大会本番で悔いなく力を発揮できるよう、そして会場全体が盛り上がることの期待を表明しました。

手話を交えて挨拶する東京2025デフリンピック日本選手団 団長 一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会 委員長 太田 陽介氏

東京2025デフリンピック日本選手団 団長 一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会 委員長 太田 陽介氏

熱いメッセージをおくる一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 会長 北沢豪氏

一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 会長 北澤 豪氏
 

東京2025デフリンピック日本選手団 団長 一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会 委員長 太田 陽介氏 過去最大規模となる選手団で、金メダル31個以上を目指すと力強く宣言しました 。スローガン「燃えろ! ALL  JAPAN!」を掲げ、全ての日本人が一体となって応援してほしいと呼びかけました 。

一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟会長 北澤 豪氏 自国で開催されるデフリンピックで、見る力を高め学べることがありますので、自分のやってきたことに自信をもって臨んでもらいたい。聞こえない人・聞こえる人がデフリンピックを通して東京が共生社会の実現のモデルケースになれるように頑張りを期待すると述べました。

河原副会長より団旗が松元選手と小倉選手に授与されました

団旗授与式の記念撮影

手話を交えて挨拶する旗手を務める デフサッカー日本代表 松元 卓巳選手

旗手を務める デフサッカー日本代表 松元 卓巳選手

手話を交えて挨拶する旗手を務める デフ空手日本代表 小倉 涼選手

旗手を務める デフ空手日本代表 小倉 涼選手

選手のお二人が手話を交えながら決意表明をしました。
松元選手  旗手を務めるにあたり覚悟とほこり、責任をもって日本選手団を引っ張っていけるように力を発揮したいです。全種目で持てる力を発揮しメダルを獲れるように全力で頑張り、応援してくれる皆さんに夢と感動を与えたいと意気込みを語りました。

小倉選手 今まで自分を支えてくれた方たちへの感謝の気持ちを最高の結果で恩返ししたいです。旗手という国を代表する重みとほこりを胸に正々堂々と旗を掲げ選手団の思いを一つにして優勝への抱負を語りました。

デフリンピックマスコットのゆりーと も加わっての登壇者と記念撮影

デフリンピックマスコットの ゆりーと も加わっての記念撮影

今回のデフリンピックは日本での初開催ということで選手たちの活躍はもちろん、大会を通じて障害の有無にかかわらず誰もが暮らしやすい共生社会の実現に向けた大きな一歩となることが期待されます。これからも らくゆくはデフリンピックを応援していきます。

文:小川 写真:寺川

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