2025年7月下旬に、石川県金沢市に地元の先輩と弾丸日帰り旅をしてきたので、紹介します。
この日の金沢市の気温は38度あり、体温越えの暑さでした。
有名どころ3か所を車で巡ってきました。

錦糸町駅から東京駅へ移動し、そこからJR新幹線「かがやき503号」で金沢駅を目指しました。今回も多目的室を利用したことで、長距離移動も快適に過ごすことができました。
新幹線の特急券(東京→金沢)の切符です。

新幹線多目的室の内扉です。
新幹線多目的室の開閉ボタンです
多目的室のシート。落ち着いた安心感、実用的で静かな公共の一角
「非常通報装置(インターホン)」です。乗客が緊急時に乗務員と連絡を取るための装置で、赤い「SOS」表示やマイク部分が特徴的です。

新幹線多目的室とチケット購入方法は、関連記事をご参考にしていただくと幸いです。

目次

金沢駅

北陸地方の主要駅で、北陸新幹線や在来線が乗り入れています。鼓門(つづみもん)とガラス張りのもてなしドームが象徴的な駅舎で、観光の玄関口として知られています。周辺には商業施設やホテルも多く、交通・観光の拠点となっています。

鼓門(つづみもん)
金沢駅の兼六園口(東口)にあるシンボル的な木造の門です。
伝統芸能である能楽で使われる鼓をモチーフにしており、高さは約13.7mの2本の柱で支えられています。 金沢駅は、アメリカの旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」で「世界で最も美しい駅14選」の一つに選ばれています。
テレビなどで取り上げていた観光地で、以前から行ってみたいと思っていました。
実際に見てみると大きさや作り方に驚きました。
金沢駅の有名な「鼓門(つづみもん)」です。モダンなガラス張りの駅舎と、伝統的な木組みの美しさが共存するランドマークとなっています。
鼓門

金沢城公園

金沢城跡を整備した歴史公園です。前田家の居城・金沢城の遺構や復元建物(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓など)が公開され、石川門や石垣、堀も見どころです。兼六園に隣接し、四季を通じて多くの観光客が訪れます。
晴れ渡った青空の下、日本の伝統的な金沢城を背景に、歴史と自然に包まれた開放的で穏やかな雰囲気です。
鶴の丸休憩館
平成29年に、情報発信や休憩・軽飲食ができるようになったサービス機能を備えた施設です。
青空のもと、木の温かみを感じる休憩施設の前で元気よく両手を広げている場面です。
内部からは、1枚が最大6m幅の大判ガラスを使用し開放感を演出し、内部からは菱櫓等のパノラマを楽しむことができ迫力がありました。

広い窓越しに美しい白壁の城と青い空が見渡せる景色です。木造の屋根やフロアの温かみが前景にあり、ゆったりとしたひと時を感じさせます。
大きな窓から広々とした城と芝生が見えリラックスしたポーズから、旅や観光を仲間と楽しむ場面です。

金沢で有名な「加賀棒茶(かがぼうちゃ)」。
”石川県金沢市が発祥の地とされ、お茶の「茎」の部分を焙煎して作られる独特の芳ばしい香りと自然な甘みが特徴のほうじ茶”だそうです。
一口飲むと、最初はさっぱりした飲み口。最後は苦みがありましたが、意外と飲みやすかったです。
金沢に行ったら是非飲んでください。
氷の入ったグラスと冷たいドリンクが、すっきりとした涼しさや爽快さを感じさせます。

金沢21世紀美術館

金沢駅から車で、約15分にある、「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に開設され、21世紀という大きな歴史の転換点にあたり、新たなまちづくりへの対応が求められ、金沢21世紀美術館は、ミュージアムとまちとの共生により、新しい金沢の魅力と活力を創出していきます。
金沢21世紀美術館

スイミング・プール
2004年に制作された、ライムストーンのデッキが周囲を縁取り、ここから波立つプールを見下ろすと、あたかも深く水で満たされているかのように見えますが、実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっていて、鑑賞者はこの内部にも入ることができます。
スイミング・プール
プール内部は予約制で、この日は45分で完売したようです。 
一見普通のプールのようでありながら、“水の中にいる人が見える”という錯覚アートにより、見る人に驚きや興味を感じさせます。
プールを見下ろしたら、水の中に人を見つけたときは驚きました。プールの下からの景色は、またの機会に体験してみたいと思います。
コンクリートと白タイルの清潔な質感、ガラス越しに見える見学者たちの姿、そして水面に映る不思議な光景によって、非日常的でユニークな体験の場です。
カフェレストラン "Fusion21"
全面ガラス張りの開放的なダイニングでは、加賀野菜を取り入れたモダンフレンチのランチ、カフェ、ディナーメニューをはじめ、ウエディングなどの各種バンケットも利用できます。
カフェレストラン "Fusion21"

ツナとキノコのオイルソースパスタ
あっさり味。かなりのボリューム感がありましたが、完食できました。
たっぷりのきのこや青菜が入ったパスタは、素材の自然な色合いが優しく感じます。
もったいないパフェ:美術館のコンセプトである「もったいない」の精神に基づいています。
廃棄されるはずだった、規格外品の果物を活用し、資源の有効活用や新たな価値創造を目指して提供されています。 
シャーベットアイスとソフトクリームを一緒に食べると、あっさり濃厚で美味
かわいらしい器や盛り付け、アイスクリームの瑞々しさが、リフレッシュやご褒美タイムを思わせます。
 16時30分頃に金沢駅に戻り、お土産を購入して再び新幹線に乗り、東京に戻りました。
いかがでしたでしょうか。

日帰り弾丸金沢観光でしたが、外国人観光客が多く賑わっていました。
滞在時間は約8時間と限られていましたが、有名どころの観光地を巡り、車椅子でも問題なく楽しめました。
(金沢城跡地はアップダウンが激しいので、車椅子を押してくれる付き添いの方が必要だと思います)
気温が高すぎたのは誤算でしたが、また行ってみたいと思います。

今度は海鮮系を食べにいこうと思います。!(^^)!


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文、写真:翔太(頸椎損傷・左足股関節脱臼骨折)