今年の11月15日から、いよいよ東京2025デフリンピックが開催されますね。
今まであまり関わる機会がなかったけれど、聞こえない人たちの世界に興味はある…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
らくゆくでは今後、聴覚障がいの当事者とともに、初めて手話に触れる方に向けた手話講座を連載します。
ぜひこの機会に、手話の世界へ一歩踏み出してみましょう!

講座一覧

 

おまけコラム:日本手話と日本語対応手話

日本で手話と言っても2種類あるというのをご存知でしょうか。
主にろう者(生まれつき耳の聞こえない方)の間で使われる「日本手話」と、日本語を手の動きで表現する「日本語対応手話(日本語手話)」です。
名前が似ているため紛らわしいですが、日本手話は国連の障害者権利条約でも認められている、日本語とは異なる独自の言語です。表情や視線も活用して意味を伝えるほか、助詞を使わないなど、文法も日本語とは異なります。
一方、日本語対応手話は日本語の語順通りに手の動きに置き換えて表現するもので、身近な例ではNHKの手話通訳でよく目にするのがこちらです。
「みーちゃんの手話講座」では日本手話を扱います。当事者ならではの、生活に根差した手話を身につけましょう!