道の駅広瀬・富田城で歴史と文化を満喫した後、足を伸ばして松江市にある国宝・松江城を目指しました。雨のため遠くから眺めるだけにしようと思っていましたが、天候が回復したので急遽、城内へ。2013年以来2度目となる松江城の訪問は予期せぬ好天に恵まれ、再びその雄姿と歴史の重みをじっくりと味わうことができました。


 

松江城―国宝に輝く現存天守の歴史と価値

国宝松江城天守の石碑

史跡松江城・国宝松江城天守の城内案内図

松江城を築城した堀尾吉晴公の石像

松江城の城内

松江城は、江戸時代初期に堀尾吉晴(ほりおよしはる)とその子・堀尾忠氏(ほりおただうじ)によって築かれた名城で千鳥城とも呼ばれます。1607年に着工され、1611年に完成。堀尾吉晴は豊臣政権の重臣として活躍し、松江城の建設と城下町の整備を担いました。
松江城は廃城令にもかかわらず天守が現存。城の屋根には「千鳥破風(ちどりはふ)」という特徴的な装飾があり、美しさと堅牢さを兼ね備えています。その歴史的価値から、1935年に国宝に指定されるも、1950年の文化財保護法施行時に重要文化財に変更されました。しかし2015年、築城年代が明らかになったことで再び国宝に指定されています。

松江城の天守は「現存12天守」のひとつで、これらは江戸時代以前の姿を現在も残す希少な建造物で国宝5城と呼ばれています。他のお城は、姫路城(兵庫県姫路市)、彦根城(滋賀県彦根市)、犬山城(愛知県犬山市)、松本城(長野県松本市)が国宝指定されています。
「現存12天守」で他の7城は重要文化財7城(重文7城)と呼ばれ、弘前城(青森県弘前市)、丸岡城(福井県坂井市)、備中松山城(びっちゅうまつやまじょう)(岡山県高梁(たかはし)市)、丸亀城(香川県丸亀市)、松山城(愛媛県松山市)、宇和島城(愛媛県宇和島市)、高知城(高知県高知市)が重要文化財に指定されています。

松江城は歴史的・文化的意義だけでなく、保存状態も良く、国内で屈指の価値を持つ城郭です。400年以上の時を経てなお、江戸時代の姿を今に伝え続けています。

 

記念イベント開催!国宝松江城で体験する幻想的な「雲海」

「雲海松江城」の看板が、幻想的なイベントの入り口を案内しています

ライトで照らされた石垣と、地面を漂う霧が幻想的な雰囲気を演出する松江城の一角

幻想的な霧に包まれた松江城が、静かな庭園の中に浮かび上がる

濃い霧に包まれて静かに姿を現す松江城。幻想的な雰囲気が広がる一枚

プロジェクションマッピングと雲海が織りなす幻想的な景色の中、歴史ある松江城が闇夜に映える

紫色のライトアップに彩られた松江城が、夜空に幻想的な姿を浮かび上がらせています

松江城を訪れた際、ちょうど国宝指定10周年&天守保存150周年を記念したイベント「八雲立つ『雲海松江城』~光と歌が紡ぐ物語~」が開催されていました。事前にイベントの存在は知らなかったものの、城郭には日本最大級の人工雲海が出現。八層ある城郭を幾重にも重なる雲の層を越えながら登城するという、これまでにない幻想的な雲海体験を楽しむことができました。
夜の部では、水の都・松江をイメージした立体音響に加え、プロジェクションマッピングによる華やかな演出も実施され、五感を刺激する特別な空間が広がっていました。

夜になって雨が降り始めたため、すべてのイベントを楽しむことはできませんでしたが、松江城ならではの歴史と現代技術が融合した特別な体験に感動。
あとでわかった事ですが、もし翌日(8月12日)に松江城を訪れていたら、大雨警報の発令によって『雲海松江城』のイベントは中止となり、幻想的な雲海の景色を楽しむことはできませんでした。偶然にも天候に恵まれた日を選んだことで、記念イベントを存分に満喫できたのは、とても幸運だったと感じながら、次の目的地へと足を進めました。


※詳しい詳細に関しては下記HPをご確認願います
<松江城HP>

写真/文:大ちゃん
 


<自己紹介>
◯ハンドルネーム/大ちゃん(大仏ガンタンク)
◯年齢/46歳
◯障害名/胸椎損傷 30年車いす使用
〇移動手段/車いす(自走)と車
◯趣味/横浜F・マリノスサッカー観戦
    ダーツ
    お城、お寺、神社、道の駅、夕陽巡り
◯座右の銘/明るく、楽しく、一日ひと笑い
      弱気は最大の敵
 


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