2025年9月20日㈯ パラスポーツ体験に加え、元世界記録保持者 鈴木雄介氏をゲストに迎えて東京2025世界陸上パブリックビューイングが実施されました。障害の有無に関わらず、解説付きで世界陸上の応援ができ、パラスポーツレクリエーション体験で盛り上がり、ちょうど涼しくなりはじめた秋の一日、全身でスポーツを満喫しました。
都立特別支援学校活用促進事業
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会場:東京都立武蔵台学園 体育館
第1部では、東京2025世界陸上パブリックビューイング 20km競歩男子を観戦し、ゲストの鈴木雄介氏が見どころなどを解説してくださいました。


鈴木雄介氏 2012年ロンドンオリンピック20km競歩出場、2015年20km競歩世界記録樹立、2019年50km競歩ドーハ世界選手権金メダル
山西利和選手が現・世界記録保持者。20km競歩は2026年からはハーフマラソンの距離になるそうです。もう一度挑戦してみようかなと鈴木氏はつぶやいていました。
解説開始直後、先頭集団の山西利和選手がペナルティーをとられましたが、最後まであきらめずに頑張ってくれました。28位。最後まで参加者は精一杯応援しました。
吉川選手7位、丸尾選手9位。世界トップ授賞圏内に日本人選手が何人も入っているのは凄いことですと、鈴木氏は競歩に興味を持って応援してくれるように語りました。

鈴木氏は普段、天候に感謝し、歩けることに感謝して、練習を積み重ねていたそうです。時にはネガティブな気持ちも受け入れて、外に出て走るように心がけていたそうです。
競技終盤、実際にレースとほぼ同じ速度で鈴木氏に歩いていただきました。その速さに会場からはどよめきが。
競技後は2019年ドーハで行われた世界選手権で獲得された金メダルも見せて頂きました。さわっていいですか?もちろんです!と鈴木氏は快く参加者との交流を楽しんでいただけたようでした。
パブリックビューイングの前には、プロスぺ ダンススクールの皆さんによるパフォーマンスが会場を盛上げました。


第2部では、 パラスポーツレクリエーション体験として、ボッチャ、玉入れ、モルック、むかし遊び、eスポーツが体験できました。
東京都は、障害のある方等が身近な地域でスポーツを楽しめるよう、都立特別支援学校において年間を通じてパラスポーツなどの体験教室を行っています。
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