東京都では、障がいの有無や言語・文化の違いを超えて「誰もが芸術文化を楽しめる東京」を目指すキャンペーン「オールウェルカムTOKYO」を実施しています。この度、本キャンペーンに参加しているOnpuma(オンプーマ)が手掛けるパフォーマンス「How to Make a Love Song」の様子を取材させていただきました。

個性が際立つキャストの皆様。 言葉の壁を超えた交流にほっこりします。
アクセシビリティ
字幕付き上演
以下の回では字幕を表示いたします。上演内容は他の回と同じですので、どなたでもご来場いただけます。
10月28日(火)19:00 【バリアフリー日本語字幕回】
10月29日(水)19:00 【英語字幕回】
10月30日(木)10:00 【バリアフリー日本語字幕回】
※「バリアフリー日本語字幕」とは、耳の聞こえない方・聞こえづらい方や日本語理解にご不安のある方に向けた、日本語字幕を表示するものです。
※「英語字幕」とは、日本語理解に不安のある英語話者に向けた、本作品中の日本語部分の英語翻訳を字幕表示するものです。
対象年齢
本作品は、小学生以上のお子様にも安心してお楽しみいただける内容です。
受付でのサポート
受付には筆談用具をご用意しております。目の見えない方・見えづらい方や車椅子の方など、サポートが必要な場合は、係員がお座席までご案内いたします。
車椅子でのご来場
会場はフルフラットで、座席は全席可動椅子の自由席ですので、車椅子のままご観覧いただけます。
トイレのご利用
会場内にユニバーサルトイレはございません。ご利用の際は、会場近隣の公共ユニバーサルトイレまで係員がご案内いたします(往復約10分程度)。ご利用予定の方は、時間に余裕を持ってお越しください。
その他のサポートについて
その他のサポートについても可能な限り対応いたします。必要なサポートがございましたら、できるだけ事前にメールにてご相談・ご連絡ください。
![]() 写真左:構成台本・演出担当の須貝 英氏 | ![]() 写真左:ラウラ ベニーテス氏 写真右:中嶋 元美氏 |
ストーリー
親友の結婚式に向かうミュージシャンのジョンと付き添いのミッキー。豪雨で二人は空港に足止め、新婦の友人で歌手の千恵子が乗る新幹線も線路上で止まり、式で披露する予定のオリジナルソングを練習することもできない。しかも曲はまだ完成していないという。
新婦の妹の笑莉(えみり)も奔走するが、ワーキングホリデーで滞在中のエンマが不穏な動きを見せて…。
言葉や文化の違いを乗り越えて、離れた場所にいながらも力を合わせてラブソングを紡ぐ登場人物たち。
観客も空港の利用者や結婚式の招待客として物語に参加しながら、共にひとつのラブソングを作り上げていくインタラクティブ演劇。
![]() 写真左:ワン ディ氏 写真中:中瀬古 健氏 写真右:ジャスミン イプ氏 | ![]() 写真右下:ザン ヨウコ氏 |
Onpumaの皆様、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。
多言語パフォーマンスやディスコミュニケーション、コメディ、手話、音楽劇ということでさまざまな要素が盛り込まれており、どのような内容になるかハラハラしながらも期待して臨みました。インタラクティブな場面では少しドキドキがあり、多言語の部分はその場の雰囲気で理解できるので、安心して鑑賞できるものでした。言語が異なっていても、私たち人間は同じように息をしている生きものであることを改めて実感しました。今回の演目はろう者の方や日本語の理解に不安がある方にも字幕が用意されているため安心して鑑賞いただけます。
写真・文:小川
![]() | ![]() |






