10月27日(月) 東京都ではまず江戸川区役所にキャラバンカーが到着しました。
江戸川ろう者協会の皆さんを中心に、デフリンピック機運醸成イベントが行われました

江戸川区役所に到着したキャラバンカー↑


登壇者のメッセージ
江戸川ろう者協会 理事長 佐野敏勝氏
「東京都第一号キャラバンカーが来ました。ご一緒にエールを送りましょう」
東京都聴覚障害者連盟会長 粟野達人氏
「デフスポーツの環境をもっと広げ、デフリンピックを通して社会を変えていきましょう」
手話施策推進法によって支援が受けやすくなるよう、災害時や孤独死などの情報保障の課題解決に取組みたいと強くアピールしました。
地元アスリート3名が熱い思いを語る
江戸川区のデフアスリート3名が登壇し、それぞれの思いを語りました。

バレーボール長谷山優美(はせやまゆうみ)選手 ↑
中学から先輩に誘われてバレーボールを始め、現在も競技のため毎日練習、週2回ウエイトトレーニングを欠かしません。前回ブラジルのデフリンピックはコロナ感染者が出て棄権した悔しさを熱く語り、「応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

サッカー久住呂文華(くじゅうろあやか)選手 ↑
3歳から兄のサッカーの練習について行ってボールを蹴って遊んでいた久住呂選手。現在は大学で、聴者と一緒に練習し、なでしこジャパンとも月に一度練習を重ねています。その結果実力は世界レベルだと確信している。「ブラジル大会は悔しかった、 勝ちたい、 皆さんの応援に金メダルでお返ししたい」と述べました。

サッカー國島佳純(くにしまかすみ)選手 ↑
5歳の時、兄のサッカーを見て競技を始めた國島選手。浦安のチームで、夜遅い時間に練習し、昼はウエイトトレーニングしています。「目標は金メダルをとること。楽しんで頑張ります」と笑顔で決意を語りました。


行政・国会議員もエール
江戸川区区長 斉藤 猛 氏、江戸川区議会議長 島村和成氏、外務大臣政務官 大西洋平氏らが応援に駆け付けました。「積極的にPRしています、選手の皆さんが努力を実らせられるよう、悔いのないデフリンピックにしてください。頑張ってください、応援しています」などとエールを送りました。
サインエールの練習を参加者全員で行いました
「行け」「大丈夫」「勝つ!」「日本!メダルを掴み取れ!」
むすび
イベント後にも、選手のサイン会が行われ、来場者一人ひとりに応援への感謝を伝えていました。
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そして東京都を巡るキャラバンカーは墨田区へ向かいました。目印ナンバーは「2025」です。見かけたら応援をお願いします。



取材協力:三浦 寿
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写真撮影:寺川健一



