聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」は19日、陸上男子400メートル決勝が行われ、
山田真樹(ぴあ)が47秒61の日本デフ新記録で優勝し、今大会の日本勢第1号となる金メダルに輝いた。

 

日本人3選手が決勝の舞台へ

前日の準決勝でトップタイムの山田選手 両手を挙げて気合十分

山田選手 この日の決勝では好スタートを見せ、序盤からスピードに乗ってトップに立つ

広いストライドでスピードを維持し最終コーナーへ

コーナー出口でポーランドの選手の追い上げが!

一時並ばれるも、そこからギアを入れ替え突き放す!

勝利を確信した山田選手は両手を広げ先頭でゴールを駆け抜けた!『世界の山田』を魅せてくれた!

記録は自身が2024年に記録した47秒82を更新する47秒61の日本デフ新記録となった

この男子400m決勝には、山田選手のほかにも村田悠祐(仙台大学)が5位(49秒27)、
足立祥史(島根県立松江ろう学校)が8位(50秒18)に入り日本勢3選手が決勝の舞台に進む活躍を見せた。

村田選手

村田悠祐(仙台大学)

足立選手

足立祥史(島根県立松江ろう学校)

今年誕生したお子様と共に表彰台へ登る山田選手 パパアスリートとしての今後の活躍も期待しています

日本デフ新記録での優勝は、デフリンピック東京大会のハイライトの一つとなった

成績
各選手が国旗を背に並び立つ

山田選手の金メダルを追い風に、日本勢のさらなる活躍に期待が高まる

国旗と日本3選手
日本人3選手ガッツポーズ!

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取材・写真 寺川健一