自分のサーフボードが欲しい!
月に何度か海に入れるようになってくると色々と欲が出てきました。

スポンジ製の最初のボード 砂浜で車いすに乗るのはショータ

以前のボード

はじめは海に入れるだけで満足していたはずなのに、やっぱりスポンジじゃないサーフボードが欲しくなって車いすサーファーの友達に話したら(彼はニーボーダーで正座でサーフィンします)、知り合いのシェイパー(板を作る人)が相談に乗ってくれるよ、と教えてくれたのでその人にお願いしました。

ボードの下面 右上にキリンのシルエット

このボードができるまでのお話です

ウェットスーツの時と同じで特殊な配慮が必要なんですが、快く相談に乗ってくれてマイボード製作が始まりました。まずは安定して波に乗れることを第一に考えながら材料選びから始めます。今回はEPS(発泡ポリスチレン)にしました。

通常のサーフボードより軽くてよく浮く素材で、サップボードによく使われている素材です。

足を肩幅に開き、サーフボードと異なり正面を向いてサップボードに乗っている様子

(サップボードとはボードの上に立ち、パドルをこいで水上を進みます→)

それから幅と長さを決めていきます。ここまでは通常のサーフボード制作と変わらないと思うのですが、ここからは自分の障害に適応して使えるように考えていきます。胸から下が動かせないので足が横にずれ落ちないようにするためにどうしたらよいか、握力が無くてボードをつかむことが出来ないので手を引っ掛けるためのベルトをどうやって取り付けるか等、

シェイパーの方も自分にとっても初めての事なので、あーじゃないこーじゃない、
この方がいいとかこうがいいとか、ワクワクしながら話は進んでいきました。

最後に色を決めて話し合いは終了しました。
後はドキドキしながら出来上がりの連絡を待つばかりです。
 

アウトラインを決めて表面には削り跡が残る段階のボード

アウトラインが決まり。

滑らかになったボード

表面を滑らかにして行きます。

最後尾の両端に突起をつけて足のずれを防ぎます

足が横にずれない工夫。

出来上がった真っ白のままのボード

いい形に仕上がりました。


出来上がりました!!!

ボードを削ってくれた方の玄関に梱包されて立てかけたマイボード

梱包されました。

床で梱包中のボード ビニールで巻かれています

梱包されましたNo.2

中に入っているのは赤くて、縦にオレンジ色のストライプ、両端に黒いズレ防止テープが貼られたマイボード

中身


入水式

ボードに乗って海へ 楽しく波に乗れました


こうしてニューボードをゲットする事ができました。(美しい)

陽の当たる屋上でボードを撮影 嬉しそうにスマホを構える影が映り込んでいます

いつだって誰かのおかげさま。誰もひとりでは生きていけない。

良い時も悪い時もそばにいてくれて一緒に笑って助けあえる仲間に感謝を忘れないで生きていけるようにと思いました。

支援してくれる人に助けられて新しいボードで砂浜に流れ着いた

ボード制作:犬塚ヒロシ
ウェットスーツ:SEVEN
ライダー:JAHLI


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文:JAHLI(頸椎損傷)

PROFILE

Jahliが波に乗るプロフィール写真 背景には波の壁 Be The World Champion
趣味・特技:レゲエのセッション、コーヒー焙煎、車いすラグビー(Wheelchair Rugby)、アウトドア、大工経験あり
性格:好奇心旺盛、思いついたら即行動、ポジティブ思考MAX
挑戦するJahliの姿を見て、自分の可能性を感じてもらいたい!