東京都西東京市にある多摩六都科学館(たまろくとかがくかん)は、誰もが観察・実験・工作が楽しめる体験型ミュージアムです。
見どころは、直径27.5mのドームに1億4000万個を超える星々を映し出すプラネタリウム。
展示室では体験型の展示物やスタッフとのコミュニケーションを通して自分を形作っているもの・自分を取り巻いている世界を科学の視点でとらえることを狙いとしています。
来るたびに新しい発見がある多摩六都科学館を、バリアフリー情報も含めて紹介します。

耳の望遠響 館庭に向き合うように2台設置されています。青い穴に向かって声を出すと、黄色い板に反射した声を反対側で聞くことができます
世界最大級のドームで楽しむ満天の星空「プラネタリウム」
直径27.5メートルのプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」は、東日本最大を誇ります。
1億4000万個の星: 投映機「CHIRONⅡ(ケイロン2)」は微細な星まで再現し、吸い込まれるような奥行き感のあるリアルな星空を楽しむことができます。
全編生解説: 録音されたナレーションではなく、解説員がその日の星空や旬のトピックをライブで語ってくれるため、毎回新しい発見があります。
![]() プラネタリウムの中央に投映機「CHIRONⅡ(ケイロン2)」があります | ![]() 月の満ち欠けのしくみを展示しています |
5つの体験型展示室
館内は5つの「部屋」に分かれており、それぞれ異なる切り口で科学にアプローチしています。
① チャレンジの部屋
月の重力を疑似体験できる「ムーンウォーカー」が人気。
光や元素、モノの運動について調べよう。
![]() いきなり実物大のスペースシャトルがお出迎えしてくれます | ![]() ムーンウォーカーで月の重力を疑似体験しよう |
![]() スーパーカミオカンデについて調べよう | ![]() 実物元素周期表 |
② からだの部屋
体と五感を使って、人の体のしくみを知ろう。
反射神経を試す展示、知恵の輪やパズルができる「からだラボ」があります。

ボランティア会のメンバーと一緒に知恵の輪やパズルに挑戦できます
![]() 反射神経を調べよう | ![]() 人体探検 体の器官とはたらきを学ぼう |
③ しくみの部屋
電気、水道、ガスなど、暮らしを支えるインフラや、機械の仕組みを解説。
もののしくみと街のしくみをのぞいてみよう。
![]() エレクトリックタウン~街に電気を送ろう | ![]() リニアモーターカーを操縦しよう |
![]() ガスタービンのしくみを知ろう | ![]() 地下探検 ライフラインを学ぼう |
④ 自然の部屋
武蔵野の動植物を紹介。「体験スペース」では顕微鏡を使った観察をすることも。
いろいろな標本や生体を見て、身近な生き物や自然環境を知ろう。
![]() 身近な生きものや自然環境をわかりやすく紹介します | ![]() 魚剥製(さかなはくせい)コーナー |
![]() 櫻井昆虫標本コレクション | ![]() 魚の頭蓋骨の標本 |
⑤ 地球の部屋
化石や岩石、地球の活動(地震・火山など)を標本や映像で学びます。
武蔵野台地と地球の歴史について知ろう。
![]() 中央に700万分の1サイズの大型地球儀があります | ![]() 大きさ55cmのアンモナイトの化石 |
![]() 始祖鳥の化石のレプリカ | ![]() 「ちきゅうラボ」でのプログラム。スケジュールや内容はウェブサイトでご確認ください。 |
![]() 関東ローム層 | ![]() 武蔵野台地の地形 |
💡 利用案内
所在地: 東京都西東京市芝久保町5-10-64
アクセス: 西武新宿線「花小金井」駅から徒歩約18分。「田無駅」から「はまバス」(第4北ルート)「多摩六都科学館」下車(約17分)。
入館料: 大人 520円 / 小人(4歳〜高校生) 210円
※プラネタリウム鑑賞には「観覧付入館券」(大人1,040円,小人(4歳〜高校生)420円)が必要です。
減免制度: 身体障害者手帳、愛の手帳(療育手帳)、精神障害者保健福祉手帳をお持ちのご本人と、その介護人1名は、入館料・プラネタリウム観覧料・駐車場利用料が全額免除されます。入館手続きはご本人と介護人が必ずお揃いの上、お越しください。
※受付にて手帳(またはミライロID)の提示が必要です。
休館日: ウェブサイトでご確認ください。
*平日が比較的ゆったり観賞できますのでおすすめです。
♿ バリアフリー・サポート情報
館内はスロープやエレベーターが完備されており、車いすのまま全展示室をスムーズに移動できます。
貸出用車いす: 受付にて無料で貸し出しを行っています(台数制限あり、先着順)。
バリアフリートイレ: 各階に設置されています。
![]() 150席の休憩室、弁当持ち込み可能 | ![]() ③しくみの部屋から休憩室への昇降機 |
![]() 入口まで車いすで降りていけるスロープがあります | ![]() 2階・1階・地下1階にバリアフリートイレがあります |

下手後方の座席に10台分の車いすスペースがあります
世界最大級のプラネタリウムドームで、安心して鑑賞できる工夫が施されています。
車いす専用スペース: ドーム内に専用の鑑賞エリアがあり、車いすのまま迫力の映像を楽しめます。3階に車いす専用の入口があります。
ヒアリングループ(磁気ループ): 難聴者向けに、補聴器で音を聞き取りやすくする磁気ループを設置しています。
入場:階段の昇降が不安な場合は事前に申し出ることで、段差の少ない席に案内してもらえます。
🅿️ 駐車場・アクセスに関する配慮
駐車場: 駐車場には、障がい者専用の駐車スペースが確保されています。(台数に限りあり・先着順)
減免制度: 身体障害者手帳、愛の手帳(療育手帳)、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの場合、駐車料金も免除となります。
※駐車券は受付で免除の処理が必要です。

写真:寺川健一 文:小川陽一

写真左から広報担当の蓮田さん、アテンダントグループの保科さん、写真左:天文グループの齋藤さん
取材ご協力ありがとうございました。


























