ぶどうが八百屋さんや果物屋さんでみつけると、秋だなあとしみじみ思います。まだ熱いのにもかかわらずです。一粒口にいれると、なんだか幸せな気分になります。最近では外国のぶどうが出回って、年間通して味わうこともできますが、ぶどうは、やっぱり秋のものという感じです。

車いすでも楽しめるぶどう園に行ってみよう!

甲州市勝沼町のぶどう郷はブドウ狩りが真っ盛り。上岩崎地区の古柏園では、車いすの身体障がい者や高齢者も大勢訪れて秋の味覚を楽しんでます。同園はブドウ棚を低く設計し、通路やトイレも車いす対応しています。ぶどう狩りは7月下旬から11月上旬まで、移り変わる品種を楽しめます。

ぶどう園から見える景色。広がる緑と遠くまで見渡せる町並みが開放的で、手前には木々の豊かな緑が広がり、遠くには山並みや青空が広がり、自然と都市が調和した美しい風景です
車いすでも安心して園内を動き回れるように、駐車場から農園、売店は出来るだけ段差をとりのぞいています。
施設周辺の景色。昔ながらの落ち着いた雰囲気で背後には山並みも見え、自然との調和が感じられます
▼高さの低い葡萄棚なので、車いすに座ったままぶどう狩りを楽しめます。
このぶどう棚は通常より低い位置にぶどうがなっているので座ったままでもぶどう狩りができます
このぶどうは「デラウェア」と呼ばれる品種。小粒で赤紫色をしているのが特徴で、果肉がしっかりとしていて甘みが強く、ほどよい酸味があり、皮が薄くて食べやすく、みずみずしさを感じます
ブドウ棚がある風景。青空と白い雲、遠くに見える山々が開放的で、日差しが明るく、緑の葉や土の色も鮮やかで、農園ならではののどかさや、穏やかな時間が流れそうです
▼トイレはバリアフリートイレを3カ所設けています。
バリアフリートイレの写真。明るく広々としていて、壁の木目調と白いタイルの組み合わせが温かみを感じ、とても清潔感があります
お食事も葡萄の棚の下、500名収容(福祉対応時は250名)用意されています。山梨の郷土グルメほうとうからBBQまで味わうことが出来ます。
ぶどう棚下のお食事スペース。開放的で気持ち良く、頭上にはぶどう棚が広がり、自然の緑がたっぷりと感じられながら食事が楽しめます

写真提供・勝沼葡萄郷 古柏園
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勝沼葡萄郷 古柏園(ぶどうきょう こはくえん)山梨県甲州市勝沼上岩崎348
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