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箱根駅伝 30数年前の真実

かれこれ30数年前……。
私が、箱根駅伝のランナーだった時の話です。

出場するランナーは自分が走る時間の6時間前に起床する。
1区、6区は8時スタートとなるので夜中の2時に起き、軽く1時間走る。(体を起こしていないとレースでは力が出ない)その後朝食を摂る。
次の2区、7区は3時起きとだいたい1時間おきに起きてくる。

真冬の夜はなかなか寒い。
普通の人は「体力を使わないで温存しないのか?」と思うだろうが、6時間前に軽く1時間走るのと走らないのでは本当に全然ちがうのだ。ましてや4時間程前に食事を摂らないと消化もしない。

そしてマネージャーが苦労するのが食事だ。
糖質を多く摂りたいので私たちの時代は朝食にケーキを注文する。(今はたぶんサプリメントがあるからケーキなんて食べないと思うが)
正月にケーキなんてどうやって手に入れたのか、今考えると苦労したのだろうと頭が下がる。きっと地元のケーキ屋さんが毎年このために陰で応援してくれたのだろう。

だから選手は感謝し大学、そして家族、地元の応援団のプレッシャーを感じ走っている。

そして走ることの喜びを感じてゴールする。

 

<にゃん2の挑戦状?>

第97回大会から、ユニフォームにスポンサーロゴを付けることが解禁になりました。
実は、らくゆくスタッフの出身地である「新潟県妙高市」のロゴを付けて走る大学があります。(2大会連続です)
2004年に現在の監督が就任した際に、夏合宿を妙高市で行ったのが縁でスポンサー契約を結んだとのことです。
どの学校か探すのも一つの楽しみにしてはいかがでしょうか(^^)♪

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「第98回 東京箱根間往復大学駅伝競走」
往路:2022年1月2日 8:00スタート
復路:2022年1月3日 8:00スタート

【コース(全長:217.1km)】
<往路>
大手町・読売新聞社前 → 鶴見 → 戸塚 → 平塚 →小田原 → 箱根町・芦ノ湖駐車場入口
<復路>
箱根町・芦ノ湖駐車場入口 → 小田原 → 平塚 →戸塚 →鶴見 → 大手町・読売新聞社前


文/大悟、にゃん2 絵/しんちゃんパパ