スキューバダイビングを始めたきっかけ

2009年の日テレの「24時間テレビ」で僕と同じ障害を持った方が沖縄に行ってスキューバダイビングをして、水中写真を撮る企画があり、これを見て「この子が出来るなら、僕も出来る」って思ったのが、きっかけ。
昔から海が好き。
水中カメラで撮った写真は、世界で1枚の写真になると思ったから。

 

シーメイド

https://seamaid.co.jp/
障害者ダイビングの知識、実績とも日本TOPシェアを誇るシーメイド。
いつもお世話になっています。

ダイビングスーツ

夏はセミドライスーツを着用(スーツの中はTシャツと海パン)。
冬はドライスーツを着用(スーツの中は上下スエット)。
基本、冬はフードを被り手袋もする(水温が低い為)。
※僕は、フードも手袋も嫌いだからやらない(南国限定)。

着替え

夏・冬とも全介助(1人ではムリ)。

機材

セッティングはサポートしてくれる方がやってくれる。

移動

車いす、ボート上は車いすなし、おんぶでボートへ・・・。

本数

体温調節が出来ない為、1日1~2本まで(体調が良ければ3本)。夏は1~3本、冬は1本。

潜水時間

最大30分まで。

どうやって潜るの?

こうやって潜るの!

耳抜き

サポートしてくれる方と対面方式で鼻をつまんでもらって1mごとに耳抜きをしていく。
上手くいかない時は、耳をマッサージすると痛みがとれる。

 


■与論島ダイビング ~2018/08/15-16~


8/15:ダイビング 1本目

さぁ~ヨロンの海をご案内しましょう。

水深10m未満だったかな・・・。カメラの設定を水中モードにするのを忘れてしまい、色が緑っぽくなってしまった。

浅い海の砂底をゆっくり泳ぐ、薄い茶色に黒い横縞が入った細長い魚を写した写真黄緑色の枝状サンゴの間を群れで舞う、小さなターコイズブルーの熱帯魚たち直前の画像とほぼ同じ写真黒・白・黄色の縞模様と長い背びれが目を引くムレハタタテダイ(ツノダシ)が、黄緑色の枝状サンゴの間を泳いでいる

 

8/16:ダイビング 1本目

前日に「宮殿」に行こうってことで、ポイントに移動!
いざ!ダイブ!

水深約15mぐらい。透明度20m以上。

澄んだ青い海底の砂地に、四本柱の石造りの東屋のような遺跡が立ち、その上空をライトを手にしたスキューバダイバーがゆっくりと泳いでいる前の写真で遠くに見えていた四本柱の東屋状遺跡に接近し、サンゴに覆われた柱の間で2人のスキューバダイバーがたたずむ様子前の写真の東屋状遺跡の内部から天井を見上げると、ハート形に抜けた穴からまばゆい外光が差し込み、青い水中に気泡が漂っている様子▲宮殿の真中にハートマークがありここをくぐると、幸せになるらしい…。

白い砂地と棚状サンゴの境界を、大きな灰色のフエフキダイがゆったり横切っている様子藻やカラフルなサンゴが付いた岩肌に紛れるように、黒と白の縞模様の魚が見える青く深い海底の砂地に、サンゴで覆われた細い柱がいくつか立ち並び、奥には泡を引きながらゆっくり浮上するスキューバダイバーの姿が見える白い砂地から突き出た細い柱に黄色や紫の枝状サンゴがびっしり付き、周囲を小魚が舞う様子

30分休憩

8/16:ダイビング 2本目

休憩後別のポイントに移動!

ラストダイビング!(実は・・・強風大雨)

がれ場状のサンゴ礫の上を、チョウチョウウオが2匹並んで泳いでいる複雑なサンゴ礁の上を、青と黄色の横縞が鮮やかなエンゼルフィッシュがひらひらと泳いでいる水面から差し込む白い太陽光が渦のように広がる青い水中で、暗いサンゴ礁の稜線の上を数匹の小魚が点のように漂っている海中から見上げると、太陽を背に真っ黒な影となったダイビングボートの船底が浮かび、舷側にははしごとアンカーロープが伸びているダイビングボートの甲板で、ウェットスーツ姿の筆者が座り込み、カメラ目線で微笑んでいる

シーメイドの関係者の皆様 

この2日間、本当にお世話になりました!

ありがとうございます!

写真・文/車いすダイバーしょうた