知り合いの伝手で、本場 新潟県十日町市より「へぎ蕎麦」を頂きました。　頂いた中身には、へぎ生蕎麦600ｇ　ストレートタイプ麵つゆ　からし　とろろ３パック　薬味　が入っていました。

 
へぎ蕎麦 とは・・・
新潟県魚沼地方発祥の近くになります。通常の蕎麦は、つなぎに小麦粉や自然薯などを使いますが、へぎ蕎麦は布海苔（フノリ）という海藻をつなぎ使うので、潮の香りとツルンとした喉ごしが特徴的です。名前の「へぎ」は「剥ぎ」が訛ったもので、木を剥いだ板に一口程度に丸めた蕎麦を盛った事からへぎ蕎麦と言われています。

へぎ蕎麦のウンチクはこのあたりにしておいて・・・蕎麦を茹でましょう。

大鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら２玉600ｇ蕎麦をほぐす様に入れます。蕎麦が浮き上がったら、２分ほどゆっくり丁寧にかき混ぜます。吹きこぼれない様に火加減を調整します。

途中、茹で汁を器に取った蕎麦湯も頂きます。一般的に蕎麦湯は食後に頂きますが、自分の場合は先に頂いて蕎麦の香りを楽しみます。この蕎麦湯はとても身体にイイんです・・・蕎麦湯の話は後ほど。

茹で上がった蕎麦は、冷水で滑りをしっかり洗い流しましょう。

我が家には「へぎ」が無いので、皿に盛ります。好物の春物の天ぷらを添えて頂きました。

へぎ蕎麦の美味しさにカミさんは大変気に入った様です。 ご馳走様でした。ありがとうございます！

 

【蕎麦湯の話】
あまり知られていない蕎麦湯と健康の話になります。蕎麦湯に豊富に含まれるビタミンB1やB2は、糖質と脂質の代謝をよくする効果があります。ビタミンB郡は複数の種類を一緒に摂取することで効果効能が高まる性質があり、それらを含む蕎麦湯は効果的な摂取方法と言えるでしょう。ビタミンB郡を豊富に含む蕎麦湯は、アルコール分解を助ける効能もあるため二日酔い予防にも効果的で、自分も蕎麦屋でお酒を飲むときは、温かい蕎麦湯をチェイサー代わりに飲んでいます。もちろん翌日にはスッキリしています！

また、蕎麦湯にはルチンも含まれています。唯一、穀物の中で蕎麦だけが含まれているポリフェノールになります。ご存じの通りルチンには毛細血管を丈夫に強くする作用があります。老化による血管の損傷を修復したり血圧の降下作用もあることから、生活習慣病の予防にもなるとの事です。

蕎麦湯は、できるだけそのまま飲むことをすすめます。つゆに入れて飲む方が殆どだと思いますが、せっかく身体に良い蕎麦湯飲みを塩分過多にする場合もあります。はじめは少し飲みずらいけど、慣れてしまえばそのまま飲めますから。

 

有限会社繁蔵　田麦そば
新潟県十日町市駅通り237-1
025-752-5656
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写真・文：板さん

 

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