TOKYO 2025 DEAFLYMPICS 閉会式

11月15日に始まったデフリンピックは全日程を終え閉会式となりました。
閉会式の様子をレポートします。

会場外に伝統技術と最新技術が融合したモビリティ「ツナグルマ」がありました

夜になると提灯などの電飾やモニターが綺麗に光ってました

式典前プログラム

ヘブンアーティストによる大道芸1
ヘブンアーティストによる大道芸2

式典前プログラムでは、ヘブンアーティストによるフーブ、スティルト、一輪車サーカス、ジャグリング、ポールアクロバットダンスが行われました。
*ヘブンアーティスト事業は、東京都が実施する審査会に合格したアーティストに公共施設や民間施設などを活動場所として開放し、都民が気軽に芸術文化に触れる機会を提供していくことを目的としています。

式典プログラム

各国の選手が記念撮影していました

写真左 国際手話 川俣郁美氏  写真右 日本手話言語 清水愛香氏

1.オープニング

日本ろう者劇団によるサインマイムと手話狂言、手話歌舞伎
・サインマイムとはサイン(手話言語)とパントマイムの特徴を合わせてつくり出された表現方法です。
・手話狂言、手話歌舞伎は狂言や歌舞伎の特有の動き、運びをそのままに、手話言語及び声で表情豊かに表現します。

サインマイム

手話狂言

手話歌舞伎

2.選手団入場

フランスの入場ではじまり閉会式は旗手のみで入場しました
モニターにはそれぞれの国を表す、手話でポーズをとる子供が映っています

プラカーダーは渋谷区立原宿外苑中学校と東京都立中央ろう学校の生徒がつとめました。
開会式と同じくフランスの入場ではじまり、閉会式は旗手のみで入場しました。
モニターにはそれぞれの国を表す手話で、ポーズをとる子供が映っています。

最後に登場した日本選手団
ガッツポーズをする日本選手団

最後は日本選手団の旗手を務める
サインエールの嵐となりました。

3.挨拶、閉会宣言

4.デフリンピック旗返還

全日本ろうあ連盟理事長 石橋大吾氏による挨拶

東京都知事 小池百合子氏による挨拶

ICSD会長 アダム・コーサ氏による閉会宣言

自衛隊によるデフリンピック旗返還

5.アーティスティックプログラム 

写真中央に演出を担当した一人の大橋弘江氏がいます

写真中央に演出を担当した一人の大橋弘江氏

ステージで踊りの振り付けを指導する3人

ステージで踊りの振り付けを指導してます

櫓で見本を見せますがまわりはみていないようです

踊りの見本を見せるダンサーと思い思いに踊る選手たち

踊ったり写真を撮ったりしながら盛り上がってます

踊ったり写真を撮ったりしながら盛り上がってます

女子バスケット選手の記念撮影している姿が見えます

観客席にもダンサーが入り盛り上げています

幾重もの輪が自然発生し進みながら踊っています

テーマは「ボンミライ!」
ボンはフランス語のbon(良い)と日本文化の盆をかけています。良い未来、という意味を込めたそうです。
はるか100年前のフランスから日本へ、そして未来へつながるように。

みんなで簡単な振り付けの盆踊り踊って盛り上がる趣向です。全選手が競技が終わった解放感で楽しく踊っています。
櫓は中央のステージを挟んで左右2カ所あります。
お国柄の違いからか、日本選手がいる側は決められた振り付けで踊っている方が多かったです。反対側は、前の人の方に手をかけ行進の輪が幾重にも出来て盛り上がってました。
 

6.記念撮影会

大勢の日本代表の選手がならんでいます


 

7人でならんでいます
8人でならんでいます
手前の陸上の選手を囲んで6人でならんでいます

手前は陸上の選手

卓球日本代表の方々がならんでいます

卓球日本代表の方々

選手とスタッフの皆様
大会成功おめでとうございます。そしてご苦労様でした。
PRイベントから大会準備まで皆様の努力の結晶が大会の盛り上がりを生みました。
テレビでも数多く取り上げられ、メダルラッシュにわきました。
きこえない・きこえにくい方をはじめとしたすべての方が楽しめた大会になったと思います。
健常者の方にも、ろう者や聴覚障がい者の存在を身近に感じ、競技に対して頑張っている姿を見たことでたくさんの勇気をもらいました。
今後デフリンピックがオリパラと同じように定着し、ずっと愛される大会になるように祈るとともに、らくゆくは応援し続けます。

写真:寺川・三浦・小川 文:小川

東京2025デフリンピック公式ホームページ